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脱毛クリニック・ゴリラクリニックの運営会社の経営状況やリスクを徹底分析

東大・海外大を卒業後、外資メーカー・戦略コンサル・VCで勤務していた「チルbot」です!

皆さんは、何かを買ったり、サービスを選ぶ際にどのような基準で決めますか?

私の場合、まずはその商品/サービスの運営会社、そして業界全体の分析を行います。運営会社の経営状況や拡大状況を分析すると、表面的な商品/サービスからは一見して見えないリスクが見えてくるからです。

これは脱毛クリニックの検討では特に重要です。実は経営難に陥り破産/倒産した脱毛サロン/クリニックは数多く、先払いした脱毛サービスが受けられず、返金もされない最悪の状況に追い込まれてしまった被害者がたくさんいるのです。

今回は、男性専用脱毛サロン・ゴリラクリニックについて、運営会社や事業の分析をしたいと思います。脱毛を検討している方はもちろん、ビジネスパーソンの方にも役立つ内容になっているはずです。

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はじめに|脱毛サロン選びには経営状況の安全性が最重要

2024年12月にアリシアクリニックが破産を申請したニュースは、脱毛業界に大きな衝撃をもたらしました。実は以前からもミュゼプラチナムやエタラビ、脱毛ラボなど、多くの脱毛サロンが経営難や破産をしています。こうした状況からもわかるように、脱毛サロン・クリニックを選ぶ際には「経営状況の安全性」をチェックすることが何より重要なのです。

本記事では、そんな倒産・破産が相次ぐ脱毛業界において注目されているゴリラクリニックを取り上げ、会社情報や歴史、経営リスクの有無などを5つのポイントから分析します。ゴリラクリニックは「男性専門×医療脱毛」のパイオニア的存在として注目されてきました。さらに2023年には、2024年にアメリカのNASDAQ市場にも上場した大手美容医療グループSBCメディカルグループに買収され、傘下で更なる成長を遂げています。

あわせて、近年の業界動向や安全な脱毛サロン選びのポイント、そして筆者が最も信頼できると考えるSBCメディカルグループの最大手ブランド湘南美容クリニックについてもご紹介します。さらに、過去の破産事例でも全額保証を受けられた実績があるMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの活用法も解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

全国225院に展開

2023年にゴリラクリニックを買収、2024年に上場を果たした国内最大手・SBCメディカルグループの最大ブランド。上場により経営状況の透明性とガバナンスが担保、突然の倒産リスクが極めて低い

潰れない脱毛サロンの選び方:分析の5つのポイント

それでは早速ですが、ゴリラクリニックについて、脱毛サロンを選ぶ以下の5つのポイントから分析していきたいと思います。

潰れない脱毛サロンの選び方:経営分析の5つのポイント
  1. 会社の基礎情報
  2. 歴史/沿革(事業売却を繰り返していないか)
  3. 事業/サービス(ポジショニングはユニークか)
  4. 規模拡大の状況(成長に無理がないか)
  5. 採用/研修の内容(人材投資の状況)

それぞれについては以下で詳しく解説しているので気になる方はご覧ください。

①会社の基礎情報

「会社の基礎情報」では、運営会社や社長など基礎的な会社の情報を整理します。

かつては元ホストの社長が経営していた脱毛サロン・エタラビが破産を迎えたこともあります。もちろん経歴が全てではありませんが、ネガティブな情報がないかどうかをチェックします。

②歴史/沿革(事業売却を繰り返していないか)

「歴史/沿革」では、主に「事業売却を繰り返している歴史がないかどうか」をチェックします。

実は多くの脱毛サロンは事業売却を繰り返しています。例えば女性専用の脱毛サロン大手「ミュゼプラチナム」は、「ジンコーポレーション→RVH」、「RVH→G.Pホールディング」と2回事業譲渡をされた経緯があります。そして1回目は事実上の経営破綻、2回目は営業損益6億5000万円で赤字の状態でした。

事業売却を繰り返している脱毛サロン・クリニックは、将来再び売却され得る不安定な経営状況にあると思われるのです。

③事業/サービス(ポジショニングはユニークか)

「事業/サービス」では、競合に対してどのような立ち位置/ポジショニングで事業を行っているかをチェックします。

脱毛サロンは根本的には差別化が難しく、参入障壁も比較的低い事業です。そのため脱毛市場が成長しているとはいえ、差別化ができておらず、他社に真似されてしまうような立ち位置のサロン・クリニックは将来的に脅威に晒されるはずです。

他者が真似しにくく、中長期的に安定するような事業・サービスの立ち位置が取れているかはどんな事業でも重要です。

④規模拡大の状況(成長に無理がないか)

「規模拡大の状況」では、CMや広告などの「プロモーション」、そして「店舗数の拡大」の2つをチェックします。

脱毛サロンの典型的な失敗例として「規模拡大を急いで債務超過に陥る」というものがあります。実際に「エタラビ」「脱毛ラボ」「ミュゼ」などの脱毛サロンは、2016年ごろに有名タレントを起用したCMキャンペーンを立て続けに行っています。

その結果、高額な広告費用を回収しきれないだけでなく、店舗拡大が追いつかず、予約が取れない状況から苦情が殺到しました。そしてこれら全ての会社が経営難に追い込まれているのです。

脱毛サロン・クリニックのプロモーション、無理ない店舗拡大は経営の安定性を図る重要な指標だと考えています。

⑤採用/研修の内容(人材投資の状況)

「採用/研修の内容」では、ゴリラクリニックが安定して人材採用や人材への投資を行なっているかをチェックします。

実はどんな会社でも採用や求人の状況は、企業の安定性を図る非常に重要な情報です。例えばパートタイムの採用ばかりだと、不安定な経営状況でいつでもリストラできる人員を求めているとも解釈できます。一方で正社員採用や新卒採用がある場合は、中長期的に雇用を行い人材投資をしようという経営姿勢や安定性が見て取れます。

そしてそもそも採用や求人がない場合は事業進捗が思わしくないシグナルにもなるのです。

採用・求人状況は、スタートアップなど含めてなかなか企業情報が出てこない会社に対して非常に有効な分析項目なのです。

これらのポイントに基づいて、ゴリラクリニックの経営状況を分析していきましょう。

ゴリラクリニックの分析

それでは、これらのポイントに基づいてゴリラクリニックの分析を進めていきます。

①会社の基礎情報

それでは、まず「会社の基礎情報」について、ゴリラクリニックの運営会社や社長など基礎的な会社の情報を見ていきましょう。

ゴリラクリニックとは

ゴリラクリニックは、「男性美容のシンボルへ」というビジョンのもと、医療レーザー脱毛サービスを提供する男性専門の総合美容クリニックです。脱毛サービス以外にも、スキンケア、ボディメイク、AGA治療など、男性のお悩みに応えるあらゆるサービスラインが揃っています。

ゴリラクリニックの運営会社概要

2022年まで
医療法人社団十二会が運営

ゴリラクリニックの運営会社は、2007年に設立された「医療法人社団十二会」です。

「医療法人」は通常の会社である「法人」とは異なり、医療法の定めにより、病院・医師が常に勤務する診療所または介護老人保健施設を開設する組織です。 医療法人の設立にあたっては定款または寄附行為を作成し、診療業務に必要な施設や資産を有して各都道府県知事から認可を得る必要があるのです。

後述しますが、ゴリラクリニックは医療機関しか提供できない「レーザー脱毛」を提供しています。一方で、「脱毛サロン」で提供される「光脱毛」は資格なしで提供できるものです。

事業内容
男性専門の総合美容クリニック(美容皮膚科)の運営
創業
2007年
設立
2009年
資本金
300万円
従業員数
947名(2024年12月時点)
売上高
社内規定により非公開
本社所在地
東京都新宿区大久保2-4-12 新宿ラムダックスビル8F
ゴリラクリニックの運営会社・医療法人社団十二の概要

2023年から
SBCメディカルグループ傘下へ

そんなゴリラクリニックは、2023年7月にSBCメディカルグループの代表である相川佳之氏によって個人買収されました。この買収は、約1年半にわたる交渉を経て実現したもので、相川氏はゴリラクリニックの無借金経営や異なる企業文化に魅力を感じ、買収を決断したと述べています。

買収の背景には、2022年頃から男性の美容医療に対する需要が急増していたことがあり、相川氏はこの市場の成長性を高く評価していました。また、SBCメディカルグループは2024年9月に米国NASDAQ市場への上場を果たし、資金調達手段の拡充やグローバル展開を視野に入れています。このような戦略の一環として、ゴリラクリニックの買収が位置づけられています。

SBCメディカルグループは全国で120院以上を展開し、年間来院者数500万人超とも言われる大手美容医療グループです。豊富な資金力とブランド力を持っているため、ゴリラクリニックの経営リスクはさらに下がったと言えるでしょう。

ゴリラクリニックの社長/経営者

ゴリラクリニックの運営会社、医療法人社団十二会の創業者は松本直純氏のようです。松本氏は2017年にSheepMedical株式会社を設立し、歯科矯正事業にも取り組んでいるようです。

SheepMedical株式会社は、通院型マウスピース矯正「キレイライン」の運営会社ですね。キレイラインの企業分析や今後の将来性予測はこちらの記事で行なっているので、興味がある方は是非ご覧ください。

ゴリラクリニックの院長

ゴリラクリニックの総院長は、東邦大学医学部を卒業した稲見文彦氏です。

日本形成外科学会、日本美容外科学会(JSAPS)に所属しており、2015年からゴリラクリニックの総院長を務めています。

出来事
2000年東邦大学医学部卒業後、東邦大学形成外科学教室入局
2003年大手美容形成外科に入職
2008年京都分院長に就任
2015年ゴリラクリニック総院長に就任
ゴリラクリニックの総院長・稲見文彦氏の経歴

以上より、ゴリラクリニックの会社情報には特にネガティブなものは見当たりませんでした。

②歴史/沿革

続いて「歴史/沿革」について、ゴリラクリニックに事業売却の繰り返しなどネガティブな歴史がないかをチェックします。

ゴリラクリニックの歴史は、2007年の医療法人社団十二会が設立まで遡ります。

医療法人社団十二会は元々、女性向けの美容医療クリニック「イセアクリニック」の運営をしていました。その中で2014年に男性専門の美容クリニック「ゴリラクリニック」を開院し、現在に至るのです。

出来事
2007年医療法人社団十二会が設立される
2010年10月イセアクリニックを東京都渋谷区に開院
2010年12月東京都新宿区に東京イセアクリニック新宿院(現ゴリラクリニック新宿本院)を開院
2014年男性専門の美容クリニック「ゴリラクリニック」を開院
2023年SBCメディカルグループによる買収が報道され、グループ傘下へ
ゴリラクリニックと運営会社・医療法人社団十二の歴史・沿革

ちなみにイセアクリニックは医療法人社団心紲会に運営が引き継がれているようでした。女性向け美容クリニック事業の運営をやめ、男性用美容クリニック・ゴリラクリニック事業に集中する意図があるものと思われます。

そして前述の通り、2023年のSBCメディカルグループによる買収を経て、資本力のある大手グループの傘下に入って現在に至ります。

以上より、ゴリラクリニックの歴史・沿革には特にネガティブなものは見当たりませんでした。

③事業/サービス

続いて「事業/サービス」について、ゴリラクリニックが競合に対してどのような立ち位置で事業を行っているかをチェックしていきましょう。

若干ネタバレになりますが、私はゴリラクリニックは以下のように、医療脱毛×施術の幅広さで独自のポジショニングができていると分析しています(左下の美容脱毛×脱毛専門は激戦区です)。

メンズ脱毛サロン・クリニックの分類・ポジショニング

ゴリラクリニックの特徴①:男性専門の脱毛サロン

まずゴリラクリニックの特徴の1つ目は「男性専門の脱毛サロン」であることです。

かつて男性専門のサロンは「メンズTBC」など数えるほどしかありませんでした。しかし最近の男性の美容意識の高まりによって男性の脱毛ニーズは増加し、「メンズクリア」など男性専門の脱毛サロンも増えています。

そのため、新しい市場をうまく捉えられているものの、これだけでは競合優位性があるとは言い切れません。

ゴリラクリニックの特徴②:医療レーザー脱毛

ゴリラクリニックの特徴の2つ目は病院・医師が常に勤務する「医療法人」として「医療レーザー脱毛」を提供していることです。

脱毛には主に以下の3種類があり、レーザー脱毛は医師免許・看護師免許などの資格がなければ提供できないのです。

光脱毛
(美容脱毛)
ニードル脱毛
(電気脱毛)
レーザー脱毛
処置光で毛根にダメージを与える針を刺し電流で一本ずつ処理レーザー光で毛根を破壊する
特徴2000年代に登場した
最も新しい脱毛方法。
近年でも新しい手法が登場。
150年近い歴史を持つ脱毛方法で、
ダンディハウス・メンズTBCなど
歴史あるクリニックが主流
1980年代に登場した
比較的新しい脱毛方法。
費用は高額でお試しはない
効果
弱い

強い

強い
痛みの弱さ
弱い

かなり痛い

かなり痛い
お試しの費用1,000円程度1,000円程度お試しはない
自己処理を減らすために
必要な通院数と費用
8〜10回
(8〜10万円)
5〜6回
(15〜20万円)
5〜6回
(7〜9万円)
ツルツルにするために
必要な通院数と費用
〜25回
(20-22万円)
〜15回
(25-35万円)
〜13回
(13-18万円)

ゴリラクリニックの脱毛機器は、熱破壊式ヤグレーザー脱毛器と蓄熱式ダイオードレーザー脱毛器の2種類です。

熱破壊式ヤグレーザー脱毛器はヒゲやVIOといった太く根深い毛に適しています。波長の長いヤグレーザーを搭載し、肌の表面の黒い色素には反応しにくい熱破壊式の脱毛器です。そして蓄熱式ダイオードレーザー脱毛器は、痛みや肌への刺激が少ない特徴があります。毛根細胞そのものを破壊するのではなく、毛根を育てるバルジ組織を破壊する蓄熱式の脱毛器です。

これら2つを目的や箇所によって使い分けて施術を行なっているのです。

ゴリラクリニックの特徴③:トータルメンズ美容クリニック

ゴリラクリニックの特徴の3つ目は、脱毛以外にも男性向けのあらゆる施術に対応した「トータルメンズ美容クリニック」であることです。ゴリラクリニックが対応している施術には以下のようなものがあります。

ゴリラクリニックが提供している施術例
  • 無料カウンセリング
  • ヒゲ脱毛
  • 全身脱毛
  • スキンケア
  • ニキビ・ニキビ跡
  • メディカルダイエット
  • わきが・多汗症
  • 薄毛・AGA
  • ホームケア

男性専門の脱毛サロンは多くとも、スキンケアや薄毛などこれだけあらゆる男性美容に対応しているクリニックはゴリラクリニックのみです。

脱毛やスキンケアでゴリラクリニックを利用した患者は、薄毛やニキビ治療などが気になったときにも、またゴリラクリニックを利用しようと思うことでしょう。ビジネス的に言うとクロスセルが見込めて顧客1人あたりLTVが伸びると言うことです。

つまり、顧客からの収益源が脱毛サービスのみの脱毛専用サロンに対して、収益基盤は安定しているといえます。一方で、多くの施術メニューを用意するために、スタッフの専門性や治療器具も加えて必要になると欠点もあります。

以上より、ゴリラクリニックの事業・サービス内容については、「男性専門」「医療脱毛」「幅広い施術」と言う差別化ができていると評価します。

④規模拡大の状況

続いて4つ目のチェックポイント「規模拡大の状況」では、CMや広告などの「プロモーション」、そして「店舗数の拡大」の2つについて無理な規模拡大が行われていないかをチェックします。

ゴリラクリニックのCM/広告

まずゴリラクリニックのCMや広告などプロモーションの状況ですが、有名人を起用したりテレビCMを放映したりなど派手なものは見られませんでした。

そのため、口コミやWEBマーケティングなどで地道に顧客獲得をしていると考えられます。

ゴリラクリニックの店舗数拡大の状況

続いてゴリラクリニックの店舗数拡大の状況ですが、2023年10月時点で、全国12都道府県に23院を開院しています。

ゴリラクリニックが開院したのは2014年ですが、それから8年で22院は比較的地道に拡大をしてきたと思われます。医療脱毛に必要な資格をもち、幅広い施術に対応したスタッフの採用がボトルネックになっていると思われますが、そのおかげで急な規模拡大によるリスクを抑えられていると私は評価しています。

積極的な広告や店舗数拡大などの規模拡大は、順調な時は問題ないですが、新規顧客が獲得できない・解約が相次ぐなど逆回転を始めると一気にリスク要因となり、それで破産した脱毛サロンは数知れないからです。

以上より、ゴリラクリニックの規模拡大に無理がないか、について私はポジティブな評価をしています。

北海道、東北
北海道:札幌院
宮城:仙台院

関東
東京:新宿本院、渋谷院、道玄坂院、池袋院、銀座院、上野院、町田院
神奈川:横浜院
埼玉:大宮院
千葉:千葉院

中部
愛知:名古屋駅前院、名古屋栄院

関西
大阪:大阪梅田院、大阪心斎橋院
京都:京都烏丸院
兵庫:神戸三宮院

中国
広島:広島院

九州
福岡県:福岡天神院

⑤採用/研修の内容

続いて5つ目のチェックポイント「採用/研修の内容」では、ゴリラクリニックが安定して人材採用・人材への投資を行なっているかをチェックします。

採用状況

まずは採用状況について、ゴリラクリニックの採用ページをチェックすると、医師や看護師、カウンセラーなど専門性を持つ常勤スタッフ、そして総務人事部の正社員雇用を行なっていることがわかります。

パートタイムではなく正社員雇用を行なっていることがわかりますが、医師については「入職初年度 年収2000万円台~経験・スキルに応じて要相談」と非常に高い給与を支払っているようでした。

医療脱毛を提供するゴリラクリニックは、資格がいらない美容脱毛サロンとは異なり、資格や専門性を持ったスタッフが必要になります。そうしたハイクラス人材を獲得し、継続して勤務してもらうため、給与制度も整えているのでしょう。

研修

続いて研修内容について、同じくゴリラクリニックの採用ページをチェックすると、医師や看護師だけでなく、コンシェルジュなども含め、多くの職種に3ヶ月以上の研修制度が用意されていることがわかります。

評価項目研修内容
医師約3ヶ月(未経験者歓迎・懇切丁寧に指導致します)
看護師・プリセプター制度
・研修約3ヶ月(美容未経験者歓迎。懇切丁寧に指導致します)
・内部スキルアップ研修(施術勉強会・美容機器勉強会・化粧品勉強会など)
・外部研修(ビジネスマナー研修、リーダーシップ研修など)
カウンセラー研修約4ヶ月(未経験者歓迎・懇切丁寧に指導致します)
コンシェルジュ研修約4ヶ月(未経験者歓迎・懇切丁寧に指導致します)
カスタマーサービスセンター約3ヶ月(未経験者歓迎・懇切丁寧に指導致します)
ゴリラクリニックの研修制度

研修制度は、人材への投資の表れでもあります。必要が無くなったら首を切れば良い、ではなくて中長期的に人材を育成して継続的に働いてもらいたいという意志が表れていると私は感じました。

以上より、ゴリラクリニックの採用・研修など人材投資の状況、について私はポジティブな評価をしています。

ゴリラクリニックの分析結果:倒産リスクはなく安心か

上記5項目の観点から、ゴリラクリニックの経営を総合的に評価すると、下記のように破産・倒産リスクはかなり低いと考えられます。

評価項目ゴリラクリニックの評価
会社の基礎情報ネガティブな情報は見当たらない
会社の歴史・沿革ネガティブな情報は見当たらない
事業・サービスのポジショニング医療脱毛・幅広い施術という独自のポジショニング
規模拡大に無理がないか8年で22院という着実な歩み
採用・研修など人材投資の状況正社員採用や研修制度が整っている
ゴリラクリニックの分析と評価

もちろん「絶対に倒産しない企業・クリニック」は存在しませんが、過去に事業売却や広告過剰投資をしてきたサロンが破産している事例と比較すると、ゴリラクリニックの経営基盤は相対的に安定していると言えるでしょう。

【筆者おすすめ】最も信頼できるSBCメディカルグループとは?

SBCメディカルグループは、2023年にゴリラクリニックを買収した名実ともに国内最大規模の美容医療法人です。そしてグループ各クリニックの中でも、SBCメディカルグループの本体・湘南美容クリニック業界最大級の規模を誇ります。

SBCメディカルグループの特徴
  • 全国120院以上を展開する大手グループ
  • 年間来院数は500万人超(国内最大規模)
  • 多角的な事業展開(美容医療のほか、AGA治療・歯科・婦人科など)
  • 大手ゆえに資金力があり、倒産リスクが低い

実際、2024年末のアリシアクリニック破産のように、中堅の脱毛クリニックでも経営が立ち行かなくなるケースはあり得ます。一方、巨大資本を背景に全国展開しているクリニックは、仮に一部院が赤字になってもグループ全体でリスクを吸収できる体制が整っていることが多いです。

「絶対に潰れない」クリニックは存在しないものの、SBCメディカルグループは業界内でもトップクラスの経営規模を誇るため、経営破綻リスクをより小さくしたい方におすすめです。

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※カウンセリングで脱毛の可否や料金がわかります

万が一の破産でも全額補償!?安全な決済をするなら「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」

倒産リスクが低いクリニックを選んでも、絶対に安心とは言い切れません。そこで「万が一の破産に備える決済方法」を検討しておくのも重要です。

  • アリシアクリニック破産時の実例
    筆者の友人が、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(以下、マリオットアメックスプレミアムカード)で高額の脱毛コースを支払っていたところ、クリニック破産後に全額がカード会社から補償されました。クレジットカードの「チャージバック制度」などにより、サービス未提供分は保護されるケースがあるのです。
  • なぜマリオットアメックスプレミアムカードがおすすめ?
    1. チャージバック制度
      決済したサービスを受けられなかった場合、カード会社へ連絡することで支払いが取り消しになる可能性があります。
    2. ポイント・マイル還元が優秀
      マリオットアメックスプレミアムカードは特典も充実しており、普段の買い物や旅行でもポイントが貯めやすい。
    3. ステータスカードとしてのメリット
      ホテル特典(無料宿泊や上級会員資格)など、旅行好きには魅力的なメリットが豊富。

もちろん状況によっては補償が受けられない場合もありますが、脱毛サロンの長期契約や高額コースをクレジットカードで一括支払いするなら、チャージバック制度が利用できるカードを選ぶとリスクヘッジになります。

まとめ

男性専用脱毛クリニック・ゴリラクリニックの運営会社や事業の分析をさせていただきました。こうした内容を踏まえると、脱毛サロンやクリニックを選ぶ際に役立てられるのはもちろん、世の中がまた違って見えてくるのではないでしょうか?

ぜひ皆さんも身近な業界やサービスについて分析をしてみてください!参考になれば嬉しいです!

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