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ICL手術を医療費控除/確定申告で16万円お得にしたやり方

記事の筆者
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東大・海外大を卒業後、戦略コンサルで勤務していた「チルbot」です!メガネ・コンタクト歴は20年以上、昼にはドライアイで目がカピカピでしたが、医師の友人や眼科の先生へのヒアリングを経て2020年にICL手術を実施、視力は0.03から1.5に回復し、夢の裸眼生活を実現しました。20代最高の投資・ICL手術について、実体験や以下の独自情報から解説していきます

  • 私を含む様々な方のICL手術の実体験/感想:私自身2020年にICL手術を経験しており、その際の実体験を何より重視しています。加えてICL手術に関する様々な方の体験談を集めており、その意見や感想を根拠にしています。
  • 各眼科/クリニックのデータベース:ICL手術に対応した全国250以上の眼科/クリニックについて、それぞれの眼科/クリニックの費用や実績などの情報を独自にリサーチしデータベース化、定期的にアップデートしています。
  • 日本眼科学会の屈折矯正手術のガイドライン(第8版):日本眼科学会が策定している、ICL手術をはじめとした屈折矯正手術に関するガイドラインとして1993年に初版が発行、最新は第8版(2024年発行)です。眼科専門医が屈折矯正手術を行う際の基準や適応、術者の要件などを詳細に定めており、患者の安全と手術の効果を最大限に確保するための指針となっています。
  • ICLレンズの製造会社・スターサージカル社のガイドライン:ICL手術でも用いられる眼内レンズの設計・製造・販売を手掛けるスターサージカル社が定めているガイドラインです。長年の研究開発と臨床試験の成果に基づき、ICL手術に関する適応基準や手術法、患者選択の基準などを定め、医療従事者がICL手術を安全かつ効果的に実施するための指針となっています。

夢の裸眼生活を手に入れられるICL手術、コストパフォーマンスはコンタクト等と比較しても非常に高いですが、それでも50-70万円の手術費用は多くの方にとって安い金額ではないと思います。しかし、医療費控除を適用するとICL手術をよりお得に受けることが可能なのです。

その方法や手順を、月々5,000円でICL手術を受けられる分割払いなどICL手術をお得に受ける他の方法も併せて紹介します。

(※ICL手術が気になる方は、品川近視クリニック(東京/名古屋/大阪/札幌/福岡)、先進会眼科(東京/名古屋/大阪/福岡)、 新宿近視クリニック(東京)では検査受診と眼科医への相談が無料でできるのでおすすめです(詳しくはこちらの記事をご覧ください))

※ステマ規制への対応方針:当サイトの運営にあたっては、実体験を元に公平性/客観性を心掛け、読者の皆様を第一に取り組んでいます。商品提供や広告依頼を受け、広告/PRの内容が含まれることもありますが、コンテンツの基準や判断軸には一切関与させておりません。

ICL手術とは:裸眼生活が手に入る最新治療

ICL手術は、視力を回復するために目の中に特殊なレンズを挿入する手術です。従来のレーシック手術とは異なり、目の表面の角膜を削る必要がなく、内側にレンズを設置することで視力を改善します。そのため、角膜に負担をかけず、万が一のトラブルがあってもレンズの取り出しや調整ができる安全性の高い視力矯正方法なのです。

この手術を受けることで、多くの人が長年のコンタクトやメガネから解放され、快適な裸眼生活を実現しています。コンタクトレンズの煩わしさや、長時間のメガネ生活による不便さ、さらにはドライアイやかすみといった症状から解放される点が何よりの魅力です。実際にきゃりーぱみゅぱみゅさんや桐谷美玲さんらの著名人もICL手術で裸眼生活を手に入れています。

ICL手術の費用はどのくらい?

そもそもICL手術の費用はどのくらいなのでしょうか?

私が個人的に調べた2025年最新のデータだと、全国・地方別のICL手術の料金は以下のようになっています。

平均手術料金平均手術料金(乱視)最安値最高値
北海道地方¥658,600¥766,000¥460,000
(品川近視クリニック)
¥800,000
(札幌せきや眼科)
東北地方¥652,500¥697,500¥550,000
(えきポレ眼科クリニック)
¥790,000
(ASUCA アイクリニック仙台マークワン)
関東地方¥633,588¥700,345¥460,000
(品川近視クリニック先進会眼科 新宿近視クリニック)
¥1,040,000
(吉野眼科クリニック)
北陸地方¥628,556¥610,750¥390,000
(真生会富山病院アイセンター)
¥820,000
(福井赤十字病院)
中部地方¥623,410¥708,510¥460,000
(品川近視クリニック先進会眼科)
¥825,000
(にしはら眼科クリニック)
関西地方¥647,413¥735,663¥460,000
(品川近視クリニック先進会眼科)
¥836,000
(トメモリ眼科・形成眼科)
中国地方¥659,125¥744,200¥550,000
(渡部眼科)
¥800,000
(木村眼科内科病院)
四国地方¥716,857¥802,571¥638,000
(あいずみ松本眼科)
¥836,000
(いしづち眼科)
九州地方¥632,545¥707,000¥460,000
(品川近視クリニック先進会眼科)
¥880,000
(伊万里眼科)
全国の地域別ICL価格の最安値・最高値

40万円から100万円まで、非常に幅が広いのがわかりますね。これはICL手術が自由診療で病院や眼科が自由に金額を決められることが原因ですが、いずれにしても安い金額ではありません。

こうした高額なICL手術の料金を下げる方法はいくつかありますが、その1つが「医療費控除」です。

医療費控除とはどんな仕組み?

医療費控除をわかりやすく説明すると、

1年間に10万円以上の医療費を支払った場合に、手続きをすれば所得税が安くなる制度

のことです。10万円を超えた医療費に対して所得控除が適用できるので、その分だけ課税所得が少なくなり、減税が可能になるという仕組みです。ICL手術は一般的に50万円以上の費用が発生するので、医療費控除が適用でき、実質的に手術費用が安くなります。

ICL手術は医療費控除でいくら安くなる?

医療費控除による減税額は以下の計算式で計算することができます。

減税額 = 医療費控除額 ×(所得税率 + 住民税率10%)

わかりやすく図解すると以下の通りです。

医療費控除でICL手術がいくら安くなるかの計算方法

つまり「医療費控除額」と「所得税率」の2つが分かれば、減税額が分かるので、3ステップで計算していきたいと思います。

実際にご自身の金額を当てはめて計算してみてくださいね。

医療費控除額を計算する

医療費控除額の計算方法は以下の通りです。

医療費控除額 = 年間医療費 – 10万

※年収が200万円未満の場合:医療費控除額 = 年間医療費 -(年収 × 5%)

例えば、年収が800万円でICLの費用が50万円だった場合、

医療費控除額 = 50万 – 10万 = 40万円

となります。

所得税率を計算する

所得税率は課税総所得額によって異なるため、まずは課税総所得額を計算します。計算方法は以下の通りです。

課税総所得額 = 給与所得控除後の金額 – 所得控除の額の合計額

「給与所得控除後の金額」と「所得控除の額の合計額」は、どちらも源泉徴収票に記載されています。

算出した「課税総所得額」を、下の表に当てはめると、所得税率がわかります。

所得金額と控除額の対応表

先ほどの例として挙げた、年収が800万円で1年間の医療費が60万円の方は、

課税総所得額
= 給与所得控除後の金額 – 所得控除の額の合計額
= 約600万 – 約100万
約500万円

となり、これを表に当てはめると、所得税率 = 20%、ということがわかります。

減税額を計算する

さて、これで減税額を計算するために必要な2つの数字、

医療費控除額 = 50万円
所得税率 = 20%

が分かったので、先ほどの計算式に当てはめて、以下の通り減税額を計算すると

減税額
= 医療費控除額 ×(所得税率 + 10%)
= 50万 ×(20% + 10%)
= 15万円

となります。つまり、ICL費用50万円に対して、15万円分もお得になるということです。

※ICL手術には事前の適応検査が必要で、結果が不適合だと手術が受けられず、悩んだ時間や労力が無駄になってしまいます。そのため無料で適応検査と眼科の先生に相談できる病院/クリニックを活用するのがおすすめです(詳しい解説はこちら)。

私の場合、医療費控除でICL手術が16万円安くなりました

私は2020年にICL手術を実施しましたが、その際の実際の減税額を紹介したいと思います。

ICL費用53.7万円に対して、減税額は16.1万円

であり、つまり、実質的に30%オフの37.6万円で手術が行えた計算になります。

計算式は以下の通りです。

前提となる数値
・医療費控除額 = 53.7万円(※ICL手術以外の医療費が10万円以上あったので、ICL費用全額を控除額に含めることができました)
・所得税率 = 20%

減税額
= 医療費控除額 ×(所得税率 + 10%)
= 53.7万 ×(20% + 10%)
= 16.1万円

(※16.1万円のうち、所得税減税による10.7万円は、確定申告後1〜2ヶ月で「還付金」として口座に振り込まれ、住民税減税による5.4万円は、翌年の住民税が安くなる形で還元されます)

53万円と37万円では全然違いますよね、しかもコンタクトのようにランニングコストが発生しないICL手術のコストパフォーマンスが良いのは以前紹介した通りです。ICL手術が気になっていれば活用しない手はありません!

確定申告でのICL手術の医療費控除の申請方法

医療費控除の実際の申請方法についてもご説明します。

医療費控除でICL手術の還付金が戻ってくるまではたったの4ステップ、ICL手術実施後で問題ないので、手術後にぜひ見て頂けたらと思います。

医療費控除と還付の金額を計算する

まずは上述した計算方法に基づいて、実際に医療費控除の金額を計算してみましょう。

確定申告書と医療費控除の明細書を作成する

金額の計算が終わったら、税務署の窓口や国税庁のホームページから「確定申告書」や「医療費控除の明細書」を入手し、申請書類の作成を進めていきます。

複雑そうに見えますが、ホームページにも丁寧な説明があるので、そちらに従って進めれば絶対に大丈夫です!

確定申告書と医療費控除の明細書を税務署に提出する

2ステップ目で作成した「確定申告書」と「医療費控除の明細書」を税務署に提出します。あとは戻ってくる還付金を待つだけです。

医療費控除で戻ってくる還付金を確認する

還付金については確定申告から約1ヶ月〜1ヶ月半後に、指定銀行口座に振り込まれるか、最寄りのゆうちょ銀行・郵便局で受け取ることができます。

※ICL手術には事前の適応検査が必要で、結果が不適合だと手術が受けられず、悩んだ時間や労力が無駄になってしまいます。そのため無料で適応検査と眼科の先生に相談できる病院/クリニックを活用するのがおすすめです(詳しい解説はこちら)。

ICL手術の費用を安くする他の方法は?

最後に、医療費控除以外に、ICL手術を安く受ける方法はないのでしょうか?

一般的に手術や医療に適用される健康保険などが適用されるかどうか、解説していきたいと思います。

ICL手術には健康保険は適用できない

世の中の診療には「保険診療」と「自由診療」の2種類が存在しますが、ICL手術は「自由診療」にあたり、健康保険は適用されません。

保険診療と自由診療の違い
  • 保険診療:健康保険等の公的医療保険制度が適用される診療のこと。国民健康保険法や健康保険法によって、あらかじめ病気に対する治療方法とその診療報酬が決められており、診察内容によって一律の金額が決められている。
  • 自由診療:公的医療保険の対象とならない診療のこと。自分の体質や病気に最適な治療を受けるための選択肢が広がるが、医療費は各医療機関が自由に決められるため医療費が高額になりやすい。

ICL手術はもちろん厚生労働省に正式に認可された治療法ではあるものの、自由診療にあたるため、レーシック等と同様に健康保険は適用されないのです。

保険会社による医療保険はICL手術に適用できる可能性がある

公的な健康保険については適用になりませんが、保険会社による医療保険は適用される場合があるので、医療保険に加入されている方はICL手術を行う前に保険会社にお問い合わせください。

メディカルローンや分割払いを活用する

費用の総額が安くなるわけではないですが、ICL手術にメディカルローンや分割払いを適用できる病院もあり、なんと月々5,000円程度でICL手術が受けられるプランもあります。

まとまった出費がちょっと、、という方には非常におすすめです。メディカルローンや分割払いが利用できる病院はこちらの記事でまとめているので是非ご覧ください。

費用が安い眼科・クリニックで手術を受ける

最後に紹介するのは、ごくごく当たり前ですが「費用が安い眼科・クリニックで手術を受ける」というものです。

一般的に、施術数が多い大手のクリニックほど、スケールメリットを活かして手術代が安くなるという傾向にあります。そのため施術数などの実績が多い大手のクリニックが、どの地域でも費用としても最安値になっていることが主のため、ICL手術を検討しているのであればまず選択肢として間違いないかと思います。

ICL手術の費用相場・価格差が生まれる背景についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

まとめ・ICL手術が気になったら

今回はICL手術に適用できる医療費控除制度及び、その金額の計算方法を紹介させていただきました。

ICL手術で手に入る裸眼生活は本当に快適です。しかし迷ったり悩んだりしても、適応検査が不適合なら時間や労力は無駄になってしまいます。まずは行動で適応検査を受診しプロの眼科医の先生に相談するのが賢い選択です。

品川近視クリニック(東京/大阪/名古屋/札幌/福岡)、先進会眼科 新宿近視クリニック(新宿)ではICL手術をするか決まっていなくても無料で相談・検査が受けられるので、是非ご活用ください。また、ICL手術についてもっと知っておきたい方には、以下の記事が参考になるはずです。

※あくまで私個人の実体験や分析です。適応検査でプロの眼科医の先生に直接確認してください

質問や相談など私が力になれることがあればこちらからお気軽にどうぞ!

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