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戦略コンサルは激務じゃない?ホワイト?ブラック?卒業生が解説

東大を卒業後、外資メーカー・戦略コンサル・VCで勤務していた「チルbot」です!

この記事で解決できること
  • 戦略コンサルティングファームが激務かどうか
  • 戦略コンサルティングファームの激務という性質の構造化
  • 戦略コンサルティングファームへの適性
  • 戦略コンサルは激務でブラックだと聞いたけど本当?
  • 戦略コンサルへの就職・転職を考えているがワークライフバランスが保てるか不安だ
  • どのような人が戦略コンサルに適性があるかを知りたい

「コンサルが激務」と言う噂は、戦略コンサルへの就職/転職だけでなく現役コンサルタントのキャリアプランでも悩みの種です。その厳しさは「アップオアアウト」という言葉でも知られていますが、近年は環境も劇的に変わっており、人によって「激務だ」「激務ではない」と話が食い違うこともあり判断が難しいところです。

この記事を読めば、戦略コンサルが激務と呼ばれる理由について単に「YES」「NO」をお伝えするだけでなく、その背景や実情、あなたの適性含めて理解できます。

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戦略コンサルティングファームは激務か?

それでは早速、戦略コンサルティングファームが激務かどうかをお伝えしたいと思いますが、「激務だ」「激務でない」という二元論ではちょっと雑なので少し構造的に考えましょう。

戦略コンサルティングファームが激務かどうかに限らず、「人によって言うことが違う」ということはあらゆる物事で発生します。その原因は「事実」と「意見」の混在を始めとして、様々な要素をごっちゃにして考えているからです。

そうしたミスリードを防ぐため、以下のように構造化して説明させてください。

戦略コンサルは激務かどうかの分析
  1. 激務という事実はあるか
    • 恒常的か断続的か
    • 時間的拘束
    • 心理的拘束
  2. 激務という意見はあるか
    • 適性の有無
    • 役職

そもそも「激務」という言葉自体が曖昧ではあるのですが、激務という事実・ファクトがあるかどうか、そして激務という意見があるかどうかに分けて解説していきたいと思います。

激務という事実はあるか

まず、激務という事実があるかどうかについては、以下のように分解してご説明したいと思います。

戦略コンサルに激務という事実はあるか?
  1. 恒常的か断続的か:激務は恒常的か、それとも断続的か
  2. 時間的拘束:時間的に仕事に拘束されるか
  3. 心理的拘束:心理的/精神的に仕事に拘束されるか

実際の経験から戦略コンサルは激務だと断言できますが、常にそうなのか、それともたまにそうなのかをまず説明します。そしてその上で時間的な拘束、心理的な拘束という激務の2つの性質について解説してゆきます。

①恒常的か断続的か

まずは「激務は恒常的か、それとも断続的か」という「頻度」についてご説明したいと思います。結論から申し上げますと、こちらについては「断続的である」ということになります。

戦略コンサルタントの仕事は「プロジェクト」のみ

戦略コンサルタントの仕事は、基本的に「プロジェクト・案件ベース」です。つまり、プロジェクトや案件にアサインされて初めて仕事が発生し、逆に言うとプロジェクトや案件にアサインされなければ何も仕事がないという状態なのです。そのためプロジェクトや案件がある時は極めて忙しい日々が続きますが、ない時は基本的に休みとなります。

普通の会社であれば、例えば請求・支払業務などプロジェクト以外の仕事も発生するとは思いますが、戦略コンサルはそうしたバックオフィス業務は基本的に担当しません。コンサルタントやアソシエイトは、パートナーが獲得してきたプロジェクトにおいて割り振られた業務を担当するのみとなります。

とにかく余っている仕事はどんどんこなすような日経企業に勤めている方は驚くかもしれませんが、「顧客に価値提供する」ことが仕事のコンサルティングファームとしては当然です。

数ヶ月のプロジェクトと数週間の休みの繰り返し

こうした性質から、数ヶ月のプロジェクト期間中は忙しく、プロジェクトが終わると数週間の休みが発生、再びプロジェクトにアサインされる、、というのが繰り返されるような形です(プロジェクトの期間はプロジェクトや案件ごとに異なります)。

「数週間の休みがあるなんてサイコー!」と思う方もいるかもしれませんが、休みはプロジェクトで疲れ果てた心身を休めることや勉強で潰れることも多いです。一方で年の半分以上を休みにしてアウトドアに出かけていたり、リモート案件しか受けないことで郊外に暮らしているような人もおり、実力次第でライフワークバランスを保ちやすいとも言えるでしょう。

②時間的拘束があるか

続いて「時間的に仕事に拘束されるかどうか」をご説明したいと思います。結論から申し上げますと、こちらについては「プロジェクト期間中は時間的に拘束される」ということになります。断続的には拘束されるということですね。

戦略コンサルの仕事は時間と不可分

戦略コンサルの仕事は基本的に「チャージ」と呼ばれる時間単価で決まります。

役職ごとにチャージが決まっており、プロジェクト期間中にそれぞれのメンバーが稼働した時間に掛け算したものを足し上げ、その金額がクライアントへの請求額となるのです。つまり戦略コンサルの仕事は時間と不可分であり、「時間をかけなければ解けない課題」であれば惜しみなく時間を注ぎ、結果としてプロジェクトメンバーは時間的に拘束されることになるのです(当然逆の場合も存在します)。

私が在籍していた2016年頃も、プロジェクト期間中は基本的に、朝は7時から夜は12時までという日々が続くのはザラでしたし(これもプロジェクトの性質にもよるのですが)、平日休日関係なくオフィスに出向いていました。古い方に話を伺うと、かつては連続の徹夜も辞さない環境だったようです(多くの企業で共通だとは思いますが)。

働き方改革で大きな変化、チームによっても異なる

一方で、昨今の働き方改革で驚くほど環境が変わったと言う話もよく聞きます。

現在勤務している友人と話すと本当に自由な印象を受けますし、私の在籍当時でも1ヶ月まるまる空いている時は旅行に行くなどしていたので、メリハリがつけやすい良い環境だったなとも思います。

また、マッキンゼーに勤務していた友人からは、プロジェクト期間中であっても20時頃にはオフィスから人がいなくなるという話を聞いていました。これはマッキンゼーの「バリューを出していれば時間は関係ない」という性質に基づくかと思います。

一方で「アクセンチュアが激務すぎてBCGに転職した」という友人もいたので、ファームごと・所属するチームごとで異なるというのが実態でしょう。

時間的な拘束は悪いことばかりではない

これはあくまで私の意見ですが、長い人生の中で思いっきり仕事に取り組んでみる期間があるのは決して悪いことではないと思います。実際やってみると大したことはないですし、「ここまで頑張れる」という没頭や努力の閾値が上がるのは人生にプラスの影響しかないはずです。

「激務」「ブラック」という言葉を過度に恐れてしまう人もいるかもしれませんが、意欲がある人はぜひ積極的に飛び込んでみてほしいなと思っています。

③心理的拘束があるか

以上、コンサルタントは「断続的に時間的拘束がある」ということが分かったと思いますが「心理的/精神的に仕事に拘束されるか」についてご説明させていただきます。結論としては「プロジェクト期間中は心理的に拘束される」ということになります。

これは戦略コンサルの仕事の特徴に由来します。1つ目は経営課題という極めて難解な課題に向かい合うこと、2つ目は課題に対して価値ある提言ができなければ無価値であること、3つ目は高額な報酬に責任とプレッシャーが伴うこと、4つ目はハイレベルな環境下で恒常的な成長が求められることです。

戦略コンサルが心理的/精神的に拘束される理由
  • 経営課題という極めて難解な課題に向かい合うから
  • 課題に対して価値ある提言ができなければ無価値だから
  • 高額な報酬に責任とプレッシャーが伴うから
  • ハイレベルな環境下で恒常的な成長が求められるから

1つずつ説明していきましょう。

経営課題という極めて難解な課題に向かい合うから

戦略コンサルタントが向かい合うのは、1つの企業の未来を左右するような経営課題です。

そして相手にするのは、その企業の事業や未来について常日頃解像度高く考えている老獪な経営者であり、中途半端な提言は何の役にも立ちません。

さらに、そのような課題に対しては、モチベーション高く優秀なメンバーに囲まれたハイレベルな環境で取り組みます。精神的なプレッシャーを抱えるのは当然ですが、それでも経営課題に向き合いたい方には絶好の環境でしょう。

課題に対して価値ある提言ができなければ無価値だから

戦略コンサルタントの仕事で評価されるのは「経営課題に対する価値ある提言」のみで「過程」は無価値です。

「頑張ったから」認めてもらいたいと言った態度は一切通用せず、クライアントから厳しい言葉をかけられることも多かったりします(上司であるパートナーが目の前で全否定される姿などを見ることもよくありました、、、)。

先ほどマッキンゼーでは20時頃にはオフィスから人がいなくなるという話をしましたが、「バリューを出していればよい」ということは逆にいうと「バリューを出していなければ無価値」ということです。

そのため、バリューを出せる人間には極めて働きやすい環境だと思いますが、バリューを出せない人間は「自分は価値を出せていない」というプレッシャーの中で働くことになります。

高額な報酬に責任とプレッシャーが伴うこと

前述した2点にも大きく関わりますが、クライアントが戦略コンサルタントに払っているチャージ(時間単価)は通常の企業であればあり得ないような金額です。

相手もそれを理解しているため、ミーティングで何も話していないと「この時間のチャージに対して〇〇さんはどんな価値を発揮しているんですか?」と思われるのも当然です。

直接は言われずともパートナー経由で伝えられ、プロジェクトから外されるコンサルタントも少なくはありません(これがクライアント社内に常駐するようなプロジェクトだとさらに辛くなります・・・)。

ハイレベルな環境下で恒常的な成長が求められること

これまでの3つはプロジェクト期間内における精神的拘束に関するものですが、プロジェクト期間外であってもプレッシャーがなくなることはありません。

なぜなら戦略コンサルは「常に成長が求められる場所」だからです。もう少し正確に言うと、成長意欲が極めて強い社員の中において、現状維持は退化しているのと同じであるということです。優秀な社員が努力を重ねてさらに優秀になっていく中で、自分自身も成長しなければいけない精神的負担は少なくありません。

少々厳しく書きすぎてしまいましたが、これらは実態としてありつつ、当たり前ですが中で働いている人たちは人間なので、殺伐とした環境というわけではありません(笑)。

ただ一方で「そんなに厳しくない環境」と思って入社するよりは、覚悟を備えて入社し「こんなもんか」と思える方がはるかに幸せだと思っているので念を入れて書いているという意図があります。

激務という意見はあるか

これまでは激務かどうかの事実について解説しましたが、その事実をどのように解釈し意見するかは個々人によって異なります。サッカーが好きな人は1日中サッカーをしていても辛くなく、嫌いな人にとってはそれは苦痛でしかない、つまり激務とは絶対的ではなく相対的なものということです。

そのため激務かどうかの意見には、いくつかの要素が関わるので以下のように分解してご説明したいと思います。

戦略コンサルが激務かどうかの意見に関わる要素
  1. 適性の有無:適性によって激務かどうかの意見は異なる
  2. 役職:役職によって激務かどうかの意見は異なる

①適性の有無によって激務かどうかの意見は異なる

戦略コンサルティングファームが激務かどうかの意見に関わる1つ目の要素は「適性」です。適性があれば激務もポジティブに捉えられますが、適性がなければ激務は地獄でしかないということです。

それではその適性とはどのようなものがあるのでしょうか。以下の3つを紹介したいと思います。

戦略コンサルの激務をポジティブに捉えられる適性
  1. 経営課題の解決に対する意欲
  2. 他者への貢献に対する意欲
  3. 頭脳労働に対する意欲

経営課題の解決に対する意欲

まず最初の適性は「経営課題の解決に対する意欲」です。

戦略コンサルティングファームで扱う課題は「経営課題」です。その解決に興味関心がなければ戦略コンサルには絶対あっていないと思いますし、逆に強い関心があれば激務であっても天国のような環境だと思います。これは非常に重要なポイントで、戦略コンサルへの就職・転職にあたっても深く深く掘り下げられるポイントです。

マーケティング・セールス・コーポレートなど各部門の課題や改善ではなく、なぜコンサルタントとして経営課題の解決に向き合いたいのでしょうか?この問いに対する明確な答えがなければ激務が続いた時に心が折れてしまうので、志望者の方々はしっかり考えると良いかと思います。

また、最近は採用が増えており”戦略コンサルタント”が増えているので、「本当に経営課題の解決に携わりたいのか?」と自問してほしいと思っています(笑)。

他者への貢献に対する意欲

次に紹介する適性は「他者への貢献に対する意欲」です。見落とされがちですが、非常に重要なポイントだと考えています。

戦略コンサルの仕事は「他者の経営課題を解決する仕事」です。つまり究極的には「自分ごと」ではない物事に対して、これ以上ないくらいのコミットメントを求められます。そのため「何で自分が関係ない人ごとにこれだけ付き合わなきゃいけないんだ」と考えてしまうような人は、そもそも適性があるとは言えず、激務でなくても非常に辛い環境だと思います。

戦略コンサルを目指すような優秀な方は自分に自信があり、また俯瞰的な視点を備えていることも多いため、「何で自分はこの仕事に取り組んでいるんろう?」と考えてしまいがちです。

そのため、そもそも他者への貢献意欲がなく、自分ごとができない方は適性があるとは言えないでしょう。

頭脳労働に対する意欲

最後に紹介する適性は「頭脳労働に対する意欲」です。

戦略コンサルティングファームの仕事は、主にハイレベルな頭脳労働であることが多いです。よく勘違いされるのですが、パワーポイントで資料を作る単純作業などは、現在はアウトソーシングされていることが多く、頭脳労働を伴わない「単なる資料作成」のような仕事はほとんど存在しません。

そのため、そもそもそうした頭脳労働やチームでのコラボレーションに興味がない方にとっては、激務な環境をポジティブに捉えることができないと思います。

②役職によって激務かどうかの意見は異なる

戦略コンサルティングファームが激務かどうかの意見に関わる2つ目の要素は「役職」です。こちらを説明するにあたって、以下のような戦略コンサルの役職を紹介させてください。

戦略コンサルティングファームの役職(タイトル)
  • パートナー(プリンシパル、ヴァイスプレジデント、ディレクター)
  • マネジャー(プロジェクトマネジャー、シニアマネジャー、プロジェクトリーダー)
  • コンサルタント(アソシエイト、シニアアナリスト、シニアアソシエイト)
  • アナリスト(ジュニアコンサルタント、スタッフ)

プロジェクトに取り組む際は、トップにパートナーが1人、その下にプロジェクトマネジャー、アソシエイト、アナリストが1人ずつ(アソシエイト、アナリストは複数になる場合もある)という合計4-6名で1つのプロジェクトを担当することが一般的です。

最も役職が低いアナリストの仕事は、主に情報収集と分析、資料作成です。そしてアナリストが収集した情報や作成した資料に基づいて、コンサルタントとマネジャーが仮説構築や検証を進め、クライアントへの報告に繋がるのです。一方でパートナークラスのコンサルタントは、クライアントへの営業活動やリレーション構築が主な仕事となります。

そのため、役職が低いアナリストやアソシエイトは基本的に事務作業的な業務が多いため、「自分の仕事が経営課題の解決に寄与している」という手触り感をなかなか掴みづらいです。かつ、仕事の内容が厳しくレビューされるため、クライアントからだけでなくマネージャーからのプレッシャーも大きく、社内の人間関係が原因で退職に至る場合もたまに存在します。

アナリストやアソシエイトが事務作業を夜遅くまで行っている一方で、マネージャーたちは仮説構築の仕事を終えているため既に帰っているというようなことも多くあります。夜遅くに、既に飲みに行っているであろうマネージャーから資料修正の連絡が来て皆で文句を言っていたことは何回もありました(笑)。

以上より、戦略コンサルティングファームが激務かどうかの解釈には、役職も大きく関わるということになります。

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私ではカバーしきれていない情報や最新の動向などもあるため、まずは上記のような情報をもとにして生きた情報を仕入れ、具体的な転職スケジュールやそれに向けた対策などをエージェントと洗い出してゆくことをお勧めします(もちろんそうした中でコンサル転職以外の道が見つかることもあると思います)。

最後に改めてコンサル転職で活用されるサービスの比較表を掲載させていただきます。

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まとめ

戦略コンサルティングファームが激務かどうかという疑問について、構造分解した上で伝えさせていただきました。

就活・転職の際には、「事実(ファクト)」の部分は変えようがないため、「解釈」の部分で自分に適性があるかどうかを考えていただきたいなと思います。

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