外資マーケ・広告代理店を経て戦略コンサルに転職した3つの理由

戦略コンサルについて
  • 就職・転職にあたって、キャリアの考え方がわからない。
  • 外資メーカー・広告代理店・戦略コンサルティングファーム・ベンチャーキャピタル(VC)への就職・転職を考えている。
  • 20代でどのようなキャリアビジョンを持つべきかがわからない。

こんな疑問やお悩みに答えます。

この記事でわかること

  • 図を用いたキャリアの分かりやすい考え方
  • 外資メーカー・広告代理店・戦略コンサルティングファーム・ベンチャーキャピタル(VC)を渡り歩いたキャリア観と、それぞれの業界・企業の特徴
  • 就職活動・転職活動の参考情報


この記事を書いている人:チルbot

  • 東大・海外大を卒業後、外資メーカー・(広告代理店)・外資戦略コンサル・VCにて勤務


読者の皆様への前置きメッセージ

読者の皆様から多く頂くメッセージやご質問の1つに「就職・転職などのキャリアについてもっと教えて欲しい」というものがあります。

外資マーケター → (広告代理店) → 外資戦略ファーム → VC → ニート(現在)という複雑なキャリアを歩んでいることもあって、また考え方についても自分の中で体型立った整理がされています。(広告代理店は1年以下の在籍のため割愛することが多いです)

そこで今回は、私自身が考えているキャリアを捉えるための秘訣となるコツと、実際に私がどのようなことを考えてキャリアを歩んできたかをご紹介したいと思います。

この記事を読めば、就職活動・転職活動のどちらにおいても、キャリアを捉える解像度が圧倒的に上がるはずです。

外資マーケ・広告代理店を経て戦略コンサルに転職した3つの理由

それでは早速ですが、外資マーケ・広告代理店を経て戦略コンサルに転職した理由は以下の通りです。

外資マーケ・広告代理店を経て戦略コンサルに転職した3つの理由
  • 部分最適な課題解決に限界を感じていたから
  • チャレンジングな環境に身を置きたかったから
  • キャリアの幅を広げたかったから

1つずつ解説していきたいと思います。

部分最適な課題解決に限界を感じていたから

1つ目の理由は「部分最適な課題解決に限界を感じていたから」です。3つある理由のうち、この理由が最も大きいもので、また選考でも評価されたと感じています。

私は新卒で外資消費財メーカーのマーケティング部署に配属されてキャリアを開始しました。しばらくすると扱っている商材が限定されていることに退屈さを感じてきて、より広い領域の広告・マーケティングに携わることができる広告代理店に転職したのです(私のキャリア形成の価値観については、以下にまとめているのでよければご覧ください)。

日本の総合広告代理店の業務範囲は非常に幅広く、広告の制作・掲載から、マーケティング戦略の立案、プロモーション施策の実施、はたまた事業コンサルティングのようなものまでありとあらゆる仕事が転がっていました。実際私もプロデューサーとして様々な仕事に携わりましたが、その中で感じていた違和感は「局所的に部分最適で課題解決をしても意味をなさないことが多い」というものです。

企業・会社という組織は、経営戦略に、営業戦略・マーケティング戦略・採用戦略などの戦略が、そしてマーケティング戦略には所謂4Pと呼ばれるProduct・Promotion・Place・Priceが・・・というように上から順に戦略や組織が紐づいて構成されています。そのため、経営戦略が正しくない・もしくは経営戦略に合致しない形で各所を改善しても大きな結果は(一般論として)生まれにくいのです。

広告代理店と戦略コンサルティングファームのアプローチの違い

結局、企業や会社における最大の変数(コンサルはこれを「レバー」と呼びたがります)は「経営」であり、大きなインパクトを与えるためにはここに手をつけなければ限界があると広告代理店時代に痛感し、戦略コンサルティングファームを志望するに至ったのです。採用選考でもこちらを最大の理由として伝えましたが、面接官の方々からは非常に評価をいただけた志望理由だったと思います。

チャレンジングな環境に身を置きたかったから

2つ目の理由は「チャレンジングな環境に身を置きたかったから」というものです。これは志望動機にはならないので選考では伝えませんでしたが、広告代理店で勤務していてフラストレーションに感じていた部分でもあります。

私が勤務していた広告代理店は、日本最大規模の総合広告代理店であり、一般的な広告代理店としての仕事だけでなく、事業コンサルやブランドコンサル、はたまたものすごく具体性が高いデジタルマーケティングまで、非常に幅広くチャレンジングな仕事をさせていただきました。

一方で、仕事以外の環境面では「チャレンジングではない」と感じた部分が多く転職に至りました。主に以下の3点が存在するので順番に説明したいと思います。

広告代理店がチャレンジングでないと感じた理由
  • 年功序列の職階
  • 年功序列の給与体系
  • キャリアに対するオーナーシップの不在

年功序列の職階

基本的に広告代理店は、入社年数が経過すればするほど職階が上がっていきます。私が所属していた会社では、入社5年目まで、入社6年目から9年目まで、入社10年目以降で職階が決まってしまっており、成果主義志向だった私からすると「面白くない」環境でした。

特にこの年功序列の職階は、中長期的に「マネージャー経験の不足」という大きな欠点を生み出します。広告代理店においてはマネージャーになるのは最低でも入社15年目以降という場合が多く、とても現代的なキャリア形成ができる環境とは思えませんでした。

もっと率直に言うと「そんなゆっくり生きてられない」ということです。

年功序列の給与体系

年功序列の職階から想像できるとは思いますが、給与体系も基本的には年功序列です。もちろん年代別で成果ごとに報酬の大小は存在しますが、微々たるものです。給与が全てではありませんが、私は給与とは仕事で生み出した価値に対する報酬と認識しているため、そもそも提供価値ではなく入社した年数に比例している時点でナンセンスだなと感じてしまいました。

キャリアに対するオーナーシップの不在

最後のポイントは「キャリアに対するオーナーシップの不在」です。上述したように、基本的に年功序列で昇進し、給与も上がっていく環境ではキャリア形成が会社任せになっていきます。

もちろん仕事や業務ベースでは「こう言う仕事がやりたい!」というビジョンを持っている方は多かったですが、「どのような専門性を身につけて、どのようなフィールドで戦って・・・」というような広い視点でのキャリアビジョンを持っている方はほとんどいなかったように思います。

「このままこの会社でこういう人たちに囲まれていると、なぁなぁで妥協して人生を送ってしまう」と考えて恐ろしく感じたことを覚えています。

キャリアの幅を広げたかったから

外資マーケ・広告代理店を経て戦略コンサルに転職した3つ目の理由は「キャリアの幅を広げたかったから」です。外資系消費財メーカーのマーケティング職・広告代理店を渡り歩いた自分のキャリアは、そのままだとどう頑張っても「マーケティング」「広告」という畑を抜け出せないものでした。

私はそもそも同じことをずっとやり続けるよりは、どんどん新しいことに挑戦したいという志向の人間だったため、上記の図でいうヨコ軸をマーケティングから拡張してゆきたいと考えていました。そのため、普通であればマーケティング畑で違う会社にいくのもあったかと思いますが、ヨコ軸を大きく拡張できる戦略コンサルティングファームに転職したのです。

実際、戦略コンサルには「アルムナイ」と呼ばれる同窓生制度があるのですが、その人脈の豊富さには驚かされます。上場企業の経営者になっている方、ファンドを立ち上げている方、自身でコンサルティングファームを立ち上げている方、独立してスタートアップを経営している方、ハワイに移住している方など、そのキャリアは様々です。そうした多様なOBOGに刺激を受け、私も自分らしいキャリアを歩もうとする気持ちがより強くなったのです。

まとめ

以上、外資マーケ・広告代理店を経て戦略コンサルに転職した3つの理由を説明させていただきました。戦略コンサルを目指している方、現在事業会社のマーケティング部門、広告代理店に勤務されている方の参考になれば幸いです。

私の場合は戦略コンサルへの転職という道を選びましたが、個々人のビジョンによって最適な実は異なるはずです。そのため現在勤務している会社に甘んじず、常に情報収集をしてアップデートを続けることをおすすめします。

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