毛抜きでヒゲを抜くことで発生する4種類の肌荒れと予防法

東大・海外大を卒業後、外資メーカー・戦略コンサル・VCで勤務していた「チルbot」です!

私はヒゲが生え始めた中学生の時から20年近くの間、カミソリやシェーバーを使わずに、毛抜きでヒゲを抜いて手入れしてきました。それには「毛抜きでヒゲを抜くのが気持ちいい」という中学生の頃の原体験があるのですが、一方で毛抜きでヒゲを抜くことには様々なリスクも存在します。

この記事では、毛抜きでヒゲを抜くことで発生する4種類の肌荒れと予防法を紹介したいと思います。

毛抜きでヒゲを抜くことで発生する4種類の肌荒れ

それでは早速ですが、毛抜きでヒゲを抜くことで発生する4種類の肌荒れは以下の通りです。私はこれらの全ての経験があり、毛抜きでヒゲを抜いたことがある人なら誰しも共感してもらえるのではないかと思っています。

毛抜きでヒゲを抜くことで発生する4種類の肌荒れ
  1. 直接的な肌へのダメージ
  2. 毛嚢炎
  3. 埋没毛
  4. 硬毛化した毛によるダメージ

私の体験も含めて1つずつ解説していきたいと思います。

①直接的な肌へのダメージ

まず毛抜きでヒゲを抜くと、肌に直接的にダメージを与えてしまいます。

土から草を抜くときを想像してもらうとわかりやすいですが、抜いた草の周りは地面の土が掘り返された状態になってしまうと思います。これは肌からヒゲを抜くときも同じで、毛抜きを使って強い力でヒゲを引っ張ると肌からヒゲが掘り出されたような状態になります。

肌荒れになって肌が赤くなったり、さらには出血してしまったりするだけでなく、開いた毛穴から細菌が入り込んで毛嚢炎になったりニキビができたりと副次的なトラブルや症状が起こってしまうこともあります。また毛根から抜こうと毛抜きを肌に近づけてしまい、金属の尖った毛抜きが肌に触れた直接的に傷ができてしまうこともよくありました。

②毛嚢炎

そして毛抜きでヒゲを抜くと毛嚢炎も発生し得ます。

毛嚢炎とは、抜いた毛の毛穴から雑菌が入り込んで繁殖し、白ニキビのような症状が出るものです。自分も思春期には特に多く発症した記憶があります。ニキビとは違って痛みや痒みなどはなく1週間程度で治ることが多いですが、見た目の清潔さは大きく損なわれてしまいます。

私の経験則では、結構な高頻度で発生しており、特に学生の頃はこれはニキビではないかとずっと勘違いしてしまっていたのを覚えています。もちろん何故洗顔しているのにニキビができるのかと悩まされました。

③埋没毛

毛抜きでヒゲを抜くと埋没毛も発生し得ます。

埋没毛とは、肌の表面に出るはずの毛が皮膚の下でそのまま成長を続け、皮膚の表面に埋もれてしまったものを指します。毛抜きで髭を抜く場合は、綺麗に抜けずに毛根の近くで切れてしまった毛が、皮膚の下で成長して埋没毛になってしまうことがよくあるのです。

肌の下で伸びた埋没毛は黒いポツポツとなり見た目も悪く、肌を刺激して肌の炎症につながってしまうこともあります。こうした埋没毛をどうにかしないとと、毛抜きなどで肌に埋まった埋没毛を抜こうとするとさらに肌が傷ついてしまうというネガティブスパイラルにも陥ってしまいます。

私の経験則では、1回のヒゲの毛抜きで埋没毛は必ず1つは発生してしまっていました。

④硬毛化した毛によるダメージ

肌そのもののトラブルではありませんが、毛抜きでヒゲを抜いていると、毛がかえって硬くなる硬毛化も起こり得ます。

硬毛化とは抜いた毛が再生された時に細い毛が生えてくるのではなく、逆に太くしっかりした毛が生えてくる症状です。毛を抜くときに毛乳頭という毛の生成に関わる組織が刺激を受けることで、毛が硬くしっかりしたものになるのです。そして毛が硬くしっかりしたものになると、当然毛抜きで抜いた時のダメージも大きくなるので間接的に肌にも影響を与えます。

私の経験としては固い毛がどんどん生えてきたようなことはありませんでしたが、毛を抜いても全てが細くなるのではなく、抜いた毛くらいの太さの毛がまた生えてくることは多くありました。ただし、年をとるにつれて確かに太いヒゲは増えてきてしまっているなという実感はあります。

毛抜きでヒゲを抜くことによる肌荒れの予防法

毛抜きでヒゲを抜くことでこれらの肌荒れは確かに発生してしまいます。どう対処すれば良いのか、20年間格闘し続けてきた経験からお伝えしたいと思います(笑)。

毛抜きでヒゲを抜くことによる肌荒れの予防法
  1. まずは手や毛抜きを綺麗に洗う
  2. ヒゲを抜く前に肌を保湿して毛穴を開いた状態にする
  3. 毛抜きは肌に対して垂直に持ちヒゲをまっすぐ抜く
  4. 毛の周りの肌を逆の手で抑える
  5. ヒゲを抜いた後にその場所を冷やして毛穴を引き締める
  6. ヒゲを抜いたら保湿クリームを塗る

まずは手や毛抜きを綺麗に洗う

ヒゲを抜く前に肌を保湿して毛穴を開いた状態にする

毛抜きは肌に対して垂直に持ちヒゲをまっすぐ抜く

毛の周りの肌を逆の手で抑える

ヒゲを抜いた後にその場所を冷やして毛穴を引き締める

ヒゲを抜いたら保湿クリームを塗る

まとめ

毛抜きでヒゲを抜く気持ちよさと、それが孕むリスクや危険性を紹介させていただきました。

カミソリやシェーバーでのヒゲの手入れは、定期的な出費やこまめな手入れが必要な一方で1回あたりの手間が少なくなり、逆に毛抜きでのヒゲの手入れは定期的な出費や日こまめな手入れが不要な一方で一回あたりの手間が増えるというトレードオフの関係があると思っています。

そのため、どちらにせよお金や手間を一生かけ続けることになってしまうので、20年近く続けてきたものの課題感はずっと感じていました。その結果、アラサーにして初めてヒゲ脱毛に取り組むことになりました。

もちろんまとまったお金は必要にはなりますが、定期的な出費や日々の細かな手入れ、1回あたりの手間も全て不要になるのは最高の体験です。参考になれば幸いです。

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