- 社会人(主に20代〜30代)が身につけるべきおすすめスキル
- これから求められる・スキルアップに必要な能力の考え方
- その理由と身につけるための実践的な学習・勉強方法
- 社会人はどのようなスキルを身につければよいの?
- これからの時代やキャリアに役に立つスキルってなに?
- 英語、ファイナンス、プログラミング・・・その勉強法は?
こんな疑問やお悩みにチルbotが答えます。
[st-i class=”fa fa-check”] チルbotについて自己紹介
- 東大・海外大を卒業後、外資メーカー・外資戦略コンサル・VCにて勤務、現ニート
- コロナをきっかけに仕事に忙殺されていた生活を一新、そのライフハックを発信中!
[st-i class=”fa fa-check”] 読者の皆様への前置きメッセージ
勉強すべきことが与えられていた大学までとは違い、社会人では自分自身で考えて勉強し、キャリアを築いてゆかなければなりません。
一体何を勉強すればいいのか、何を目指せばいいのか分からずに不安を抱える人も多いでしょう。
私、チルbotは、自分なりに確立した勉強法・キャリア構築法で、外資マーケター→戦略ファーム→VCというキャリアを歩んできました。
この記事を読めば、20代〜30代の社会人はどんなスキルを身につければ良いか、人によっての適性やその方法がわかるようになります。
※私たちのステマ規制への対応方針:当サイトの運営にあたっては、実体験を基に公平性・客観性を心がけ、読者の皆様を第一に取り組んでいます。企業から商品提供や広告依頼を受け、広告/PRの内容が含まれる場合もありますが、コンテンツの基準や判断軸には一切関与させておりません。
20代社会人のキャリアを開く6つのおすすめスキル
早速ですが、20代社会人のキャリアを開く6つのおすすめスキルは以下の通りです。
[st-mybox title=”20代社会人のキャリアを開く6つのおすすめスキル” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]-
- 課題解決能力
- 情報の取り方(良い情報へのアクセスの仕方)
- テクノロジー
- 英語
- ファイナンス
- インターネットでお金を稼ぐ
それぞれについて、身につけるべき理由とともに解説してゆきます。
おすすめスキル①:課題解決能力
課題解決能力とは、自分が取り組むべき課題や問題を見極めて定義し、その解決方法を筋道を立てて考え実行する能力です。
なぜ身につけるべきか(Why)
この課題解決能力は、世の中で生きていく上で、仕事をしていく上で必須のスキルです。
仕事に限らず、実は学生自体のテスト勉強や受験勉強などにおいても、このスキルがあるかないかで差は歴然とします。
例えばこの後に説明するテクノロジーの知識や英語といったスキルについても、課題解決能力をもって「その中の何に優先的に取り組むべきか」「どのように取り組むべきか」などを考えて取り組むかどうかで結果は大きく変わるでしょう。
つまり、課題解決能力は、あらゆるスキルの土台になる基礎能力なのです。
どうやって身につければよいか(How)
この課題解決能力、様々な本やセミナーやワークショップが存在しますが、まずは代表的な以下の本を読んでみることをお勧めします。
[st-mybox title=”「課題解決能力」の勉強ができるおすすめ書籍” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] [/st-mybox]どちらも戦略コンサルティングファーム・マッキンゼーの元コンサルタントの方が書かれた本です。(私はBCG畑出身ですが、やはりこうした方法論についてはマッキンゼーの方の著書が優れている気がしています・・・)
『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』は小学生から社会人まで読める課題解決の入門書、『イシューからはじめよ ― 知的生産の「シンプルな本質」』は押しも押されぬ安宅和人さんのベストセラーです。
おすすめスキル②:情報の取り方(良い情報へのアクセスの仕方)
次に紹介するスキルは「情報の取り方」です。身につけているかいないかで人生を通して最も差がつくスキルだと私は考えています。
なぜ身につけるべきか(Why)
世の中のあらゆる競争は情報戦がベースになっているからです。受験も、ビジネスも、キャリアも、もっというと戦争でさえも全ては情報戦です。進学校の東大進学率が高い理由は、生徒の優秀さに加えて流通している受験に関する情報の質が高いためです。
そして以下のグラフの通り、世の中の情報量は圧倒的に増えていますが、日本では情報リテラシー教育は全く行われていません。そのためYoutubeやTwitterで流れている情報を信じる輩は多く、情報リテラシーは身につけているだけで競争力があります。
どうやって身につければよいか(How)
「良い情報」を見極められるようになったとした上で、「良い情報」は誰でもアクセスできるような場所には決して上がってきません。信頼できるネットワークやコミュニティを作る、希少な一次情報を持っている人と接点を作ることによって初めて得られるのです。
そうした場所にアクセスできるようになるためには、自分自身も研鑽を積んで有益な情報を提供できるようにならなければいけません。また、高校や大学の友人、会社の同期なども貴重なネットワークになります。(MBAの目的の大部分は学業ではなくネットワーク構築です)
少しうさんくさいように感じるかもしれませんが、私は良い情報にアクセスするために有料のメールマガジンも2本ほど登録しています。
(参考までにですが、『高城剛の高城未来研究所「Future Report」』と『週刊 Life is beautiful 中島聡』の2つです。この2名は特定分野において圧倒的な一次情報を有していると考えているので、合わせて月2000円程度を課金しています)
[st-mybox title=”「情報の取り方」の勉強の仕方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]-
- まずは情報リテラシーを身につけて「良い情報」を見極められるようになる
- 信頼できるネットワークやコミュニティを形成する(≠オンラインサロンに入る)
- そのために、自分自身も価値ある情報をGiveできるようになる
おすすめスキル③:テクノロジー
おすすめスキルの3つ目は「テクノロジー」です。
なぜ身につけるべきか(Why)
テクノロジーというと条件反射的に「プログラミング」と考えてしまう人がいますが、そうではありません。
どうやって身につければよいか(How)
身近なテクノロジーに興味を持つ
私たちは普段テクノロジーに囲まれた世界で生活しています。そんな世界を「一歩解像度高く見てみよう」とするちょっとした心がけからスタートすれば良いのです。
例えば、スマホでホームページを開いた時にどのような仕組みで表示されているのか?それがYoutubeやInstagramなどのアプリの場合はどうなっているのか?その裏にはどのような人がどのような形で関わっているのか?気になりはしませんか?
そうした小さな興味をきっかけに、好奇心に任せてインターネットで調べたり本を買ったり動画を見たりすると良いと思います。
「いきなりプログラミングスクール」は絶対NG
私は、いきなりプログラミングスクールに通うのは絶対にお勧めしません。
プログラミングスクールの価値は「学習内容」ではなく「併走してくれること」にあります。つまり1人だとサボってしまう怠惰さを管理してもらうことにお金を払っているのです。
あなたは自分が怠惰なこと前提で高いお金を払うのでしょうか?そもそもそんなモチベーションでする勉強は絶対にうまくいきません。
最初の一歩は書籍や動画学習から
私はまずはYoutubeやUdemyなどのオンライン学習で手軽に触れてみることをお勧めしています。
Youtubeは本当にバカになりません。英語OKであれば、海外のギークが発信するハイクオリティなテクノロジーに関する動画は山ほど溢れています。
そしてUdemyはハイクオリティな講座が溢れており、かつ英語の勉強にもなるので本当におすすめです。
おすすめの講座なども分野別にたくさんあるので、また紹介させてください。
[st-mybox title=”「テクノロジー」の勉強の仕方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]-
- 身近なテクノロジーに関して「どうなっているんだろう?」と興味を持つ
- いきなりプログラミングスクールに通うのは絶対NG!
- まずはYoutubeやUdemyなどの動画学習から始める
おすすめスキル④:英語
なぜ身につけるべきか(Why)
英語学習の重要性については言わずもがな様々な場所で語られていますが、改めて私の考えを記したいと思います。
結論から伝えると、グローバルな意識を育む上で英語が必須のツールであるから、です。
「日本人」というハンデ
そもそも国際社会で活躍する上で、私たちは日本人であるというだけで大きなハンデを背負っていると思ったほうがいいです。
(私は日本という国や日本語、文化は大好きですが、それとは切り分けて考えます)
なぜなら私たちは、①言語面:話者が1億人しかいないマイナー言語を母語としており、②意識面:海に囲まれた島国で同一性の高い集団の中で育っているからです。
前者の言語面については、Google翻訳やDeepLのような翻訳サービスの精度が極めて高くなっていることで相対的な重要度は下がっているかもしれません。しかし、重要なのは後者の意識面なのです。
言語面だけではなく、それを通した意識面の改革が必要
グローバル社会では、民族・文化・価値観などのバックグラウンドが全く異なる人々が共同して生活し、仕事をしています。
そうした中で生きていくには、表面的なインターフェースとしての言語面だけではなく当然意識面も育むことが必要であり、それは日本人社会に、日本語に固執したコミュニケーションだけでは決して不可能です。
富山和彦先生の「GとLの世界」よろしく、「グローバル社会で生きることなんて考えなくてもよい」という主張もあるとは思いますが、20代でわざわざ自分の可能性を狭めるべきだと私は思いません。
どうやって身につければよいか(How)
意識面のグローバル化はどのようにすれば身につけられるのでしょうか。
もちろんベースとしての単語や文法知識はもちろん必要ですが、それだけでは得られないことは皆さんもうお分かりだと思います。
私は、英語を通した民族・文化・価値観などのバックグラウンドが異なる人とのコミュニケーション頻度を増やすことに尽きる、と考えています。
ツールとしては、とにかく[affi id=1]がおすすめです。日本にいながらにして世界中の人と毎日話ができるからです。
私はDMM英会話で、あえてネイティブ話者ではなく、東欧や中南米など自分が知りもしないようなバックグラウンドの人と話すようにしていました。
[st-mybox title=”「英語」の勉強の仕方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]-
- 「言語」だけでなく、それを通して「意識」をグローバル化する
- ベースとしての単語や文法知識は必要だが、それだけでは不十分
- 海外の人と話す機会をなるべく早めに設ける、そして頻度高く保つ
- DMM英会話などのオンライン英会話がおすすめ
そして「海外の人と話すのは怖いから、まずは挨拶や日常会話を勉強してからにしよう・・・!」と考える人がものすごく多いのですが、四の五の言わずにまずは始めましょう。
断言しますが、あなたのその準備は永遠に終わることはないからです。
おすすめスキル⑤:ファイナンス
おすすめスキルの5つ目は、ビジネスや会社を数字という側面で切り取る「ファイナンス」です。
なぜ身につけるべきか(Why)
①あらゆるビジネスに必要な汎用的なスキルであり、②体系的な教育を受ける場所が少なく競争力がある、からです。
また、「アカウンティング(会計)」と「ファイナンス」の区別については厳密にしたがる人が多いのですが、私はアカウンティングもファイナンスも、過去と未来という違いはあれどビジネスを数字という側面で切り取る点は同じでありひとまとめで考えています。
少なくともアカウンティングの知識がゼロで、ファイナンスが得意な人を私はみたことがないので、まずはアカウンティングから勉強しましょう。(後に挙げるおすすめ書籍は、アカウンティングもファイナンスもどちらも網羅しています)
ファイナンスを身につけるべき理由については、こちらでさらに詳しく説明しているのでよければご参考ください。
»参考:『全社会人がアカウンティングとファイナンスを勉強すべき3つの理由』
どうやって身につければよいか(How)
ファイナンスの勉強は、①基礎的な知識の習得、②知識の実践、の2段階に分解できます。
基礎的な知識の習得
ファイナンスの本の特徴として「当たり外れが激しい」ということが挙げられます。ファイナンス自体非常に混み合った難解な分野なので、「前提とした知識レベルが本によって大きく異なる」ことが原因だと考えています。
私も当たり外れを繰り返し、ファイナンスの本は通算で30冊程度購入しましたが、その中からおすすめの書籍を紹介したいと思います。
[st-mybox title=”「ファイナンス」の勉強ができるおすすめ書籍” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] [/st-mybox]『コーポレートファイナンス 戦略と実践』は網羅的に知識を身につけるのに、『増補版 財務3表一体理解法 (朝日新書)』はその知識を実践的な理解に繋げることに非常に優れています。
まずはこれらを読んで、理解が深まったら『バリュエーションの教科書―企業価値・M&Aの本質と実務』を読むと良いかと思います。
※ファイナンスのおすすめ書籍としてよく挙げられる「道具としてのファイナンス」は初学者には絶対に理解不可能なのでお勧めしません!
やってはいけないこと
ありがちな「やってはいけないこと」は、ずばり「いきなり簿記の勉強をすること」です。
そもそも簿記とは財務3表を自分で作るために必要とされる知識なので、アカウンティング・ファイナンスには必ずしも必要がないスキルです。
「会計(アカウンティング・ファイナンス)=簿記」というイメージが強かったり、資格スクールに騙されたりする方が非常に多いのですが、絶対に挫折するかつ必要ないので決しておすすめしません。(私は簿記2級まで取ってしまいましたが、本当に必要なかったと思っています)
知識の実践
ファイナンスの実践が難しいのは、「会社ではある程度の職階にならないと機会がないから」です。自分で事業試算をしたり事業モデルを組んだりする経験は、通常の会社ではなかなかないと思います。
そしてこの「実践の機会不足」がファイナンスへの苦手意識の原因ともなっています。実践なき知識は身につかないからです。
私が実践していた方法は「会社で実践できないのであれば個人で実践する」というものです。
私は社会人に成り立ての頃からしばらく、自己資本に加えて借入も含めて株式投資を行っていました。つまり自己資本と負債コストを合わせた加重平均コストを上回る投資リターンを上げる必要がある一方でレバレッジをかけられており、これがWACCの考え方そのものであることはファイナンスの知識がある人であればすぐに理解できると思います。
投資だけではなく、例えばギリギリでのクレジットカードの支払いサイクルを考えるのは、フリーキャッシュフローの勉強に最適で、こうした身に染みた経験があると、WACCやFCFなどファイナンスの概念は一瞬で理解ができます。
私も知識→実践という順番で述べてしまってはいますが、こうした経験があるほうが圧倒的に知識の習得も早いと断言します。
私はエリートがファイナンスを苦手とする理由はここにあると考えています。自分の身で苦労してお金に向き合った経験がないからです。
[st-mybox title=”「ファイナンス」の勉強の仕方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]-
- 『コーポレートファイナンス 戦略と実践』『増補版 財務3表一体理解法 (朝日新書)』などで基礎知識を身につける
- お金で苦労をしてみる。苦労でなくとも自分の生活をファイナンスの知識と繋げて考えてみる
おすすめスキル⑥:インターネットでお金を稼ぐ
最後のおすすめスキルは「インターネットでお金を稼ぐ」です。
なぜ身につけるべきか(Why)
前にも文章にしましたが、金額の大小は関係なくインターネットでお金を稼いだことがある人とない人の間には極めて大きな差が存在します。
»参考:『【チルbotの頭の中】インターネットでお金を稼ぐということ』
改めてその理由を言語化すると、①インターネットの影響力は不可逆に大きくなり続けるから、②ユーザーに向き合うという極めて大きな違いがあるから、の2点になると思います。
言わずもがなな前者はさておき後者について説明したいと思いますが、インターネットでお金を稼ぐためには「ユーザーニーズを何かしらで満たすこと」が絶対に必要です。
非インターネットビジネスは、「慣習」や「関係値」、「ブランド力」などでお金を生み出しますが、インターネットではそんなものは関係ありません。「User is King」、ユーザーが満足しなければお金を稼ぐことはおろか見向いてもらうことすらできないのです。
この「ユーザーを満足させる」というのは本当にやってみなければ分からないことで、この感覚や経験があるかないかでは雲泥の差があります。「インターネットで稼いだこともないのに起業とかバカか!」という感覚も今ならわかります。
どうやって身につければよいか(How)
これこそ実践が何より大事な分野なのですが、あえて知識の面でいうと『ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか』が網羅的にまとまっており、おすすめです。しかし本を読んで分かった気になってもオンラインサロンに入っても、「経験」をしないと意味がないので一定に留めましょう。
身につける方法としては、①実践する、②サービスの裏に潜む「カラクリ」を体感する、の2つがあるのでそれぞれ説明します。
実践する
まずは「稼ぐ」まで行かなくても良いので、その手前にある「ユーザーを満足させる」ことに何かしらでチャレンジしてみましょう。
ホームページやブログを作ってアクセス数増加を狙うのでもいいですし、TwitterやInstagramのフォロワーを増やすのでもOKです。はたまたYoutubeやBASE、Campfireなどでコンテンツやプロダクト、アイデアを発信するのでも良いでしょう。
注意しなくてはいけないことは、「お金配り」や「スパム」のようなイレギュラーな行為では何のスキルにもならないので実直に頑張ることです。
サービスの裏に潜む「カラクリ」を体感する
2つ目の方法は、世の中にある優れたサービスのカラクリを身を以て学ぶことです。
例えばポイントサイトの「モッピー」を例にして説明したいと思います。
「モッピー」は、無料のクレジットカードを作ったり不動産投資の面談をするだけで、数万円を稼ぐことができる夢のようなサービスです。
1ポイント1円で交換することができ、例えば以下のような案件が存在します。
いかにも怪しそうに思えるかもしれませんが、運営会社の株式会社セレスは2014年に東証一部に上場している、れっきとした上場企業です。
つまり、この夢のようなサービスが成り立つような「カラクリ」がモッピーには存在します。
モッピーの集客力が凄まじく、モッピーでユーザーに与えるインセンティブ(例:楽天カードの無料発行では5500ポイント)とモッピーへ支払う手数料を足しても、モッピー以外で顧客を獲得するために必要なコスト(Customer Acqusition Cost = CACといいます)よりも低くなっているということです。
(VCっぽくいうと、「LTV > 他のチャネルでのCAC > モッピーで付加するインセンティブ + モッピーへの手数料」が成立しているということですね)
ユーザーにお金・ポイントというインセンティブを与える場を作ることで、広告主がモッピー・そしてユーザーに多額のお金を注いでくれるということになり、お金を稼ぐことができるだけでなく、その裏に潜む巧妙なカラクリを身を以て学ぶことができます。
例えば楽天カードでいうと、モッピー経由で発行すれば楽天ポイントも含めて約1万円を受け取ることができますが、知らずにホームページで発行すると何もなしです。こうした原体験や情報がいかに大事かということがわかると思います。
モッピーはこちらからの登録で300ポイントをゲット、さらに2ヶ月以内に何かしらのミッションをクリアすると5000ポイントをゲットできるので、是非体感してみてください。(1ポイント=1円で交換することができ、私は1年でモッピーを通し30万円を手に入れたことがあります)
モッピーの他にも、例えば「食べログ」はどのような仕組みになっているか?「価格コム」はどのような仕組みになっているか?身近なサービスに潜むカラクリを考え、調べてみることはテクノロジーの話にも通ずる最強の方法です。
[st-mybox title=”「インターネットでお金を稼ぐ」勉強の仕方” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]-
- 『ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか』などで基礎知識を身につける
- 「インターネット上のユーザーを満足させる」ことに何かしらでチャレンジしてみる
- 「モッピー」などのサービスの裏に潜むカラクリを調べる、考察する
まとめ
20代〜30代社会人が身につけるべきおすすめスキルを紹介させていただきました。
どれも終わりがあることではなく、私自身精一杯勉強中ですので、焦らずにじっくり取り組んでいただけたらと思います。
6つのスキル、それぞれの具体的方法やノウハウについてもこれから発信してゆくので、そちらもお楽しみに!