今回はこんな悩みを解決できる記事を書きました!
小学1年生で目を悪くした私は、ICL手術をするまで20年以上にわたり、視力回復・近視矯正を行なってきました。その中にはメガネやコンタクトなど一般的なものから、マジカルアイやブルーベリー、さまざまな矯正器具を使ったものまでさまざまなものがありました。
この記事では、視力回復・近視矯正の6つの手段と私の体験談・格闘ストーリーをお伝えしたいと思います。
(※ICL手術が気になる方は、品川近視クリニック(東京/名古屋/大阪/札幌/福岡)、新宿近視クリニック
(東京)では検査受診と眼科医への相談が無料でできるのでおすすめです(詳しくはこちらの記事をご覧ください))

東大・海外大を卒業後、戦略コンサルで勤務していた「チルbot」です!メガネ・コンタクト歴は20年以上、昼にはドライアイで目がカピカピでしたが、医師の友人や眼科の先生へのヒアリングを経て2020年にICL手術を実施、視力は0.03から1.5に回復し、夢の裸眼生活を実現しました。20代最高の投資・ICL手術について実体験から解説していきます。
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視力回復・近視矯正の6種類の方法・選択肢
視力低下や近視、眼精疲労に悩んでいる方が、視力回復・近視矯正をする方法には以下の6つがあります。
- 視力回復トレーニング
- 眼鏡
- コンタクト
- ICL手術
- レーシック手術
- オルソケラトロジー
このうち視力回復トレーニング・眼鏡・コンタクト・オルソケラトロジーは手術以外の視力回復法であり、ICL手術・レーシックは手術による視力回復法です。
そして、メガネ・コンタクト歴20年以上の私は、このうち①〜④を経験しており、さらに⑤・⑥もリサーチと検討をした経験があります。それぞれについて実際の体験も含めて詳しく紹介したいと思います。
①視力回復トレーニング
視力回復・近視矯正の1つ目の方法は「視力回復トレーニング」です。
書籍やインターネット、アプリなどで度々紹介されており、「1日3分!」「自宅でできる!」といったキャッチフレーズで興味を持った方も多いと思います(かくいう私も小さい頃、立体視トレーニングに取り組んだ1人です)。
その種類は様々ですが、主な仕組みとしては「毛様体筋」と「外眼筋」という2つの筋肉を鍛えることで視力の回復を図る、いわば「目の筋トレ」のようなものになります。
- 毛様体筋を鍛えるもの:水晶体を調節してピントを合わせる筋肉。トレーニング法には、遠くと近くを交互に見る「遠近体操法」、遠くの1点をじっと見つめる「遠方凝視法」、そして画像を立体視する「マジカルアイ」などがある。
- 外眼筋を鍛えるもの:眼球自体を支える筋肉。トレーニング法には、複数の点を定めて視点を移動させる「視点移動法」などある。
私が体験した視力回復トレーニングの種類
視力回復トレーニングにはさまざまな種類のものがあるので、紹介させていただきたいと思います。
マジカルアイ・立体視
マジカルアイ・立体視は「毛様体筋」を鍛える視力回復トレーニングです。立体視に対応した写真や絵を、平行の視線で見る平行法、または視線を交差させる交差法のいずれかで見ると、図形や絵が立体的に浮かび上がってくるというものです。
これによって立体視に対応した写真や絵を見ることで、遠くを見るような効果が得られ、固まった毛様体をほぐすことができるとされています(詳しくはこちらの千寿製薬HPに、実際の写真や絵を交えた紹介があるのでご覧ください)。

小学生の時に親がマジカルアイ・立体視の本を買ってきて、小学生の間はこまめに取り組んでいた記憶があります。確かに目の疲れがほぐれるような感覚はあり、今でも「目が疲れたな・・・」と感じた時にはたまに立体視の画像を検索してみたりすることもあります。
一方で近視そのものに根本的な効果はなかったので、疲れ目のほぐすものと理解しておくのが良さそうです。
空や森などを見る
目が悪くなって真っ先に親に教えられたのが「空や森など自然の風景を見る、遠くの風景を見る」という視力回復法でした。
実はこれは近くばかりを見ていて凝り固まった毛様体筋をほぐす「遠方凝視法」と呼ばれるものです。読書や勉強、スマホやパソコンなどで近くしか見ることがない現代人にとっては遠くの風景を見ること自体が目の筋力の回復につながるというものです。
私自身の体験としては、やはり目がほぐれる印象はあるものの、これで劇的に視力回復はありませんでした。
視点移動トレーニング
視点移動トレーニングは、眼球を動かすことで「外眼筋」をストレッチし、ほぐす視力回復トレーニングです。以下のようにさまざまな方向に視線を向けることで眼球を動かす、まさに目のエクササイズのようなものと言えるでしょう。
- 上下に目を動かす
- 左右に目を動かす
- 斜めに目を動かす
- 目を左右に回転させる
- 8の字を描くように目を回す
こちらについても、マジカルアイに取り組んだ小学生の時に、同じく親が本を買ってきて取り組んだ記憶があります。感想としては、マジカルアイ同様、目の疲れがほぐれた印象はあったものの、近視そのものの改善に効果はありませんでした。
マッサージ
顔のツボを刺激することで、血行を良くするマッサージも視力回復トレーニングとして挙げられます。
代表的なものがこめかみを押したり、側頭部を指で押さえたり、または目をギュッと閉じて瞬きをするようなものがあります。目が疲れた時に思わずこれらのマッサージをやる人は多いのではないでしょうか。
一方で僕の体験としてはやはりあくまで疲れ目をほぐすものであって、近視そのものの根本的な治療効果があるようには思いません。
ブルーベリーなどの食べ物・飲み物
ブルーベリーなど目に良い食べ物や飲み物を取ることで視力回復を試みたこともあります。わかさ生活の「ブルーベリーアイ」のCMの印象もあり「ブルーベリは目に良い!」と思っている人は多いのではないでしょうか。
ブルーベリーに含まれるアントシアニンをはじめとして、目に良い食べ物や飲み物とそれに含まれる栄養素・成分は以下のようなものがあります。疲れ目だけでなく、白内障や緑内障予防に効果があるものもあるのです。
成分 | 効果 | 食べ物や飲み物 |
---|---|---|
アントシアニン | 疲れ目回復に効果があるとされる | ブルーベリー、ぶどうなど |
ルテイン | 目の酸化ダメージを防止しし、さまざまな目の病気の改善に効果があるとされる | ブロッコリー、ほうれん草など |
ビタミンA | 毛様体を回復させ、疲れ目やかすみ目の改善に効果があるとされる | うなぎ、レバー、カボチャ、にんじんなど |
ビタミンB1 | 視神経の働きを高めて視力低下防止に効果があるとされる | 豚肉、大豆、ピーナッツなど |
ビタミンB2 | 目の充血と疲れ目の回復に効果があるとされる | 納豆、レバー、卵、牛乳、ヨーグルトなど |
ビタミンB6 | 水晶体と毛様体筋の機能改善に効果があるとされる | 大豆、牛乳、レバー、バナナなど |
ビタミンB12 | 視神経の働きを高めて視力低下防止に効果があるとされる | 豚肉、レバー、さけなどの魚介類 |
ビタミンC | 水晶体の酸化・濁りを防止し白内障予防に効果があるとされる | ピーマン、ブロッコリーなどの野菜や果物 |
ビタミンE | 血行を促進し、疲れ目やドライアイ、老眼に効果があるとされる | ほうれん草、カボチャ、アーモンドなど |
タウリン | 目の疲れや紫外線による目のダメージの回復に効果があるとされる | 貝類、タコ、イカなど |
マグネシウム | 目の中の血液循環の促進や緑内障の予防に効果があるとされる | 納豆、のり、ほうれん草など |
一方であくまで疲れ目の回復に効果があるというだけで、視力回復に根本的に効果があったようには思いませんでした。
その他の視力回復トレーニング
私が体験したことがあるこれらの他にも、世の中にはたくさんの視力回復トレーニングがあります。
- 視力矯正器具・機器を用いたもの
- 目薬やサプリなどを用いたもの
- 足や手のツボを押すもの
- 施設で視力回復のトレーニングを受けるもの(視力回復センターなど)
あくまで僕のイメージですが、僕自身がそうだったように視力回復トレーニングは、小学生や中学生など目が悪くなりたての子供が利用するもので、視力がある程度固定化された高校生や大学生、社会人だともっと根本的な対策が必要であるという印象を持っています。
そのため大人の方が視力回復・視力矯正を考えられるのであれば他のものを検討する必要があると考えています。
体験して感じたメリット
視力回復トレーニングを体験した上で感じたメリットは以下の通りでした。
- 施術を伴わないため安全
- 気軽に実施できる:通院する必要もなく、本を買ったりアプリをダウンロードしたりすることで気軽に視力回復にチャレンジすることができる
体験して感じたデメリット
一方で、視力回復トレーニングを体験した上で感じたデメリットは以下の通りでした。
- 中度〜強度の近視には効果が期待できない
- 効果が確実ではない:私個人の体験としては、トレーニング直後は眼精疲労が楽になった感覚はありましたが、近視自体が改善された実感はありませんでした・・・。
- 継続しないと再び視力が低下してしまう
- 乱視や遠視には効果がない
やはり、どれも目の疲れやこりがほぐれた感覚はあったものの、根本的に近視が治ったり目が良くなったりした実感は得られなかったというのが私の結論です。
②メガネ
視力回復・近視矯正の2つ目の方法はご存知「メガネ」です。
小学1年生で視力が低下した私は、小学1年生から10数年間、眼鏡を利用していました。メガネがあまり似合わなかった私は、メガネをかけている自分に自信が持てず、思春期にこのようなコンプレックスを抱えてしまったことが一番のデメリットだったと感じています。
もちろん高校生以上になればコンタクト、成人すればICL手術やレーシックなど様々な選択肢はあるのですが、小中学生の視力矯正手段はメガネくらいしかないので、小さな子供がいる方にはなるべく視力が悪くならないように気をつけていただきたいと思っています。
体験して感じたメリット
メガネを利用した上で感じたメリットは以下の通りでした。
- 施術を伴わないため安全
- 長時間・長期間の利用が可能
- 近視や乱視にも対応可能
色々と融通が効くというのが1番のポイントでしょう。
体験して感じたデメリット
一方で、メガネを利用した上で感じたデメリットは以下の通りでした。
- 容姿・ビジュアル、気分に影響する:私は眼鏡が似合わないことがコンプレックスで、コンタクトレンズをつけるまで自分に自信が持てませんでした。
- 不便な場面が数多く存在する:運動時・旅行時・熱気がある場所・風呂・水場・雨天・就寝/起床時・マスク着用時etc・・・少し挙げただけでもこれだけの不便な場面が存在します。
- 視界が狭まる:眼鏡では視界の全てをカバーすることはできないため、視界・視野が狭まってしまいます。
やはり一番大きかったのは、容姿に自信が持てなかったことです。
③コンタクトレンズ
視力回復・近視矯正の2つ目の方法は「コンタクトレンズ」です。
私がコンタクトレンズを使い始めたのは高校1年生、それから10年ほどのコンタクト人生で、1dayタイプ・2weekタイプ・1monthタイプの3つを体験しました(ハードレンズは未経験です)。早くメガネを外したかった自分にとっては最高の体験でしたが、過度なコンタクト利用は「眼精疲労」という別の問題を自分にもたらしました。
その体験から整理したリアルなメリットとデメリットは下記の通りです。
体験して感じたメリット
コンタクトレンズを利用した上で感じたメリットは以下の通りでした。
- 見た目に影響を与えない:コンタクトレンズを利用することで、私の容姿コンプレックスはようやく解消されました。一方でコンタクトレンズを外して眼鏡をかけることに対する抵抗感は強く、眼精疲労が強い状態でもコンタクトレンズをつけたままにするなど、目に負荷をかけるような使い方を続けてしまっていました
- 広い視界を維持できる
体験して感じたデメリット
一方で、コンタクトレンズを利用した上で感じたデメリットは以下の通りでした。
- ランニングコストが発生する:使い捨てコンタクトの都度購入や、保存液や洗浄液などの定期的な購入による費用が発生します。1ヶ月あたりの費用は大きくないかもしれませんが、5年・10年などの時間軸で考えると凄まじい金額になります。
- ケアや保存が必要で手間がかかり、不便な場面も多く存在する:旅行時・風呂・水場・就寝/起床時・アウトドア・マスク着用時・・・少し挙げただけでもこれだけの不便な場面が存在します。
- 装着時の違和感・目の健康上の問題が発生し得る:私は仕事を始めてからは、午後になると乾きを原因とした目の違和感と充血、頭痛が常に生じていました。
- 利用時間だけでなく、利用期間にも限界がある:意外と知られていませんが、コンタクトを装着していると角膜が酸素欠乏になって少しずつ死滅してゆきます。そして角膜細胞が減るとコンタクトが使用できなくなるため、コンタクトレンズの利用期間には限界が存在するのです。(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
お金についても目への負担についても、実は影響が大きいのがコンタクトレンズなのです。
④ICL手術
視力回復・近視矯正の4つ目の方法は「ICL手術」です。視力トレーニング・眼鏡・コンタクトレンズを経て、私が最終的にたどり着いた視力回復法です。
ICL(眼内永久コンタクトレンズ・フェイキックIOL)は、小さなレンズを目の中に埋め込むことで近視や乱視を矯正し、裸眼視力を回復させる視力矯正手術となります。上述したような経緯から私はICLで人生が変わったと思っていますが、あくまで中立的な立場からメリットとデメリットを下記のように整理しました。
体験して感じたメリット
ICL手術を体験した上で感じたメリットは以下の通りでした。
- 可逆性がある:角膜を削ってしまうレーシックとは違い、ICLは目の中にレンズを埋め込む手術です。そのためレンズを取り出せば元どおりにすることができるのです。そのため、白内障の手術を受けることになった時も、近視が進んで度数が変わったという場合でも、必要に応じて対応できます。私が医師の友人にヒアリングした際も、こちらの可逆性を最大のメリットとして挙げていました。
- 永久的にいつでも裸眼でいられる:ICLの場合、目の中に埋め込んだレンズは永久的に機能するため、眼鏡やコンタクトレンズのように日常的なケアも必要なく、またレーシックのように手術の効果が低下する心配もありません。手術翌日、起きた瞬間からクッキリ視界が見えた時は本当に感動しました。
- ランニングコストが発生しない:コンタクトレンズやオルソケラトロジーのように月々のランニングコストが発生しないため、トータルでコストを考えると、早めに手術を受ければ受けるほどコストパフォーマンスが上がります。
体験して感じたデメリット
一方で、ICL手術を体験した上で感じたデメリットは以下の通りでした。
- 心理的抵抗感がある:いくら快適な裸眼生活を手に入れられると言っても目の手術をすることに心理的抵抗感を覚える方は多いでしょう。私もその一人でしたが、勇気と引き換えに圧倒的に快適な毎日を手にすることができました。
- 一定のコストが一度に発生する:手術費用として、40-50万円程度の大きな費用が一度に発生することはデメリットと呼べるでしょう。一方で、トータルでコストを考えるとコンタクトレンズよりも圧倒的にコストパフォーマンスがよく、メディカルローンに対応した眼科や、料金が安い大手の眼科、また10数万円が戻ってき得る医療費控除など費用を抑える方法を活用するのが良いでしょう。
心理的抵抗感がやはり一番大きな問題で、私も最後の手術中まで不安は拭えませんでした笑。ただ手術時間も10分程度とジェットコースターのようなもので、終わってみると大したことがなかったというのが感想です。心配の声としてよく聞く「メスは見えるのかどうか?」などについてはこちらの記事でも解説しています。
⑤レーシック
視力回復・近視矯正の5つ目の方法は「レーシック(LASIK)」です。
目の角膜にレーザー(エキシマレーザー)を投射して角膜のカーブを変えることで、角膜の屈折力を調整し、近視や遠視・乱視を矯正する視力回復法です。日本では2000年に厚生労働省から認可が下りてから急速に普及を遂げ、現在では1年間で約45万件のレーシック治療が行われているそうです。
手術時間は両眼で約10分程度、手術時の痛みも少なく翌日には98%以上の人が1.0以上の視力に回復するという治療法です。
実は筆者も最初に検討した視力回復手術はレーシックでしたが、メリット・デメリットを比較すると、デメリットやリスクも多かったので踏みとどまりました。(結果ICL手術にしたのですが、その際の比較などはこちらの記事にまとめています)
レーシックに感じたメリット
レーシックを検討した上で感じたメリットは以下の通りでした。
- 視力回復のスピードが早い:10分程度の手術で視力が回復します
- 術後の痛みが少ない:点眼麻酔で、手術中・手術後ともに痛みはほとんど感じません。
- ランニングコストがかからない:使い捨てコンタクトを都度購入したり、保存液や洗浄液などの定期的な購入が不要です。
- ICL手術に比べると比較的費用が安い:眼科によって異なりますが、相場として両目で15万円〜25万円程度で視力回復することが可能であり、これはICL手術の半額程度です。
レーシックに感じたデメリット
一方で、レーシックを検討した上で感じたデメリットは以下の通りでした。
- 不可逆な手術である:レーシックでは、レーザーで角膜を削り取り視力を矯正するため、一度削ってしまった角膜を元に戻すことは出来ません。レーシックとICL手術の最大の違いと言えるでしょう。
- 近視戻りが発生し得る:元々目が悪かったり、角膜を削る量が多かったりすると、術後数年で視力が再び悪くなってしまう可能性があります。
- 強度近視だと対応できない:日本眼科学会のガイドラインでは、強度近視(-10D以上)のレーシック治療は禁止されています。
- 角膜が変形・混濁する可能性がある:強い近視で切り取る角膜が大きい場合には、術後に薄くなった角膜が前方に突出して変形し、視力が低下することがあります。また角膜中央部をレーザーで削るため、角膜に混濁が生じる可能性があります。眼鏡やコンタクトレンズで視力を補正できていた人が、手術を受けたために、かえって視力が低下してしまう可能性もあります。
- 将来の白内障手術に影響がある:白内障の手術では、濁った水晶体の代わりに眼内レンズを入れて屈折矯正をしますが、レーシックを行うと、この眼内レンズの度数を正確に計算できなくなってしまいます。
- ドライアイになる可能性がある:レーシックでは、角膜の表面を薄くスライスして蓋状の「フラップ」を作ります。これにより角膜の知覚神経が切断され、術後数カ月から1年くらいの間、ドライアイが起きたり、悪化することがあります。
様々なデメリットがありますが、レーシックと迷った末にICL手術を受けた医者の友人も「不可逆性」を1番のリスクだと言っていました。受け売りではありますが、その友人の助言がICL手術を受ける大きなきっかけになりました。
⑥オルソケラトロジー
視力回復・近視矯正の6つ目の方法は「オルソケラトロジー」です。
オルソケラトロジーとは、寝ている間に特殊なコンタクトレンズを装着することによって角膜の形状を変化させ、近視を矯正する視力矯正法です。睡眠中に角膜の形状が正しく矯正されるため、日中は裸眼で生活できるようになります。日本ではまだまだ一般的とは言い難いですが、2009年に厚生労働省に承認されています。
オルソケラトロジーについてもICL手術を考えた際に検討したので、その時に感じたメリットとデメリットを紹介させていただきます。
オルソケラトロジーに感じたメリット
オルソケラトロジーを検討した上で感じたメリットは以下の通りでした。
- 外科的手術無くして視力回復ができる
- 日中は裸眼で生活ができる
ICL手術やレーシックのように、目に対して施術を行わずに視力回復ができることが1番のメリットでしょう。これだけ聞くと最も優れた視力回復方法に聞こえますが、デメリットはあるのでしょうか?
オルソケラトロジーに感じたデメリット
一方で、オルソケラトロジーを検討した上で感じたデメリットは以下の通りでした。
- 毎日一定の睡眠時間確保が必要:寝ている間に矯正をするため、最低でも毎日6時間以上の睡眠時間を確保する必要があります。眼鏡やコンタクトと同じく、生活リズムが制限される煩わしさはあるのではないかと思います。
- ランニングコストが発生する:コンタクトレンズと同じく月額1万円程度の費用が発生することに加え、10万円程度の初期費用も必要となります。
- 合併症・感染症のリスクがある:睡眠中にコンタクトレンズを装着する治療法となるため、コンタクトレンズと同じく合併症・感染症のリスクが発生します。
コンタクトをつけたまま寝てしまったことがある人はわかるかと思いますが、睡眠中にコンタクトレンズをつけたままでいなくてはいけない不快感は相当のものだと思います。ここぞという時にその制約が足手まといになったり、コンタクトレンズと同じく、結局費用や処置がずっとつきまとってしまいます。
そのため、「視力矯正を卒業する」という意味合いで私はICL手術を選択したのです。
まとめ・ICL手術が気になったら
今回は私が実際に体験して感じた視力回復・近視矯正の方法について、メリットデメリットを紹介しました。
ICL手術で手に入る裸眼生活は本当に快適です。しかし迷ったり悩んだりしても、適応検査が不適合なら時間や労力は無駄になってしまいます。まずは行動で適応検査を受診しプロの眼科医の先生に相談するのが賢い選択です。
品川近視クリニック(東京/大阪/名古屋/札幌/福岡)、新宿近視クリニック
(新宿)ではICL手術をするか決まっていなくても無料で相談・検査が受けられるので、是非ご活用ください。また、ICL手術についてもっと知っておきたい方には、以下の記事が参考になるはずです。
- ICL手術が気になったらまず最初にするべきこと
- 仕組みや歴史などICL手術の基礎知識
- 私自身のICL手術の体験談(ICL手術との出会いから手術後の様子まで)
- 地域ごとのICL対応眼科の一覧と比較検討
※あくまで私個人の実体験や分析です。適応検査でプロの眼科医の先生に直接確認してください
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