夢の裸眼生活を手に入れることができるICL手術、40〜60万円の費用は決して安くはありませんが、ずっと費用を払い続けなければいけないコンタクトレンズよりも圧倒的にコストパフォーマンスがよいのです。
ICL手術の費用面について、他の視力回復法と比較して説明してゆきたいと思います。
(※ICL手術が気になる方は、品川近視クリニック(東京/名古屋/大阪/札幌/福岡)、新宿近視クリニック(東京)では検査受診と眼科医への相談が無料でできるのでおすすめです(詳しくはこちらの記事をご覧ください))
東大・海外大を卒業後、戦略コンサルで勤務していた「チルbot」です!メガネ・コンタクト歴は20年以上、昼にはドライアイで目がカピカピでしたが、医師の友人や眼科の先生へのヒアリングを経て2020年にICL手術を実施、視力は0.03から1.5に回復し、夢の裸眼生活を実現しました。20代最高の投資・ICL手術について実体験から解説していきます。
視力回復・近視矯正法のコスト比較
それでは早速結論ですが、眼鏡・コンタクトレンズ・レーシック・ICLのコスト比較は以下のようになります。
コンタクトレンズ > ICL > レーシック > 眼鏡
そうなんです。ICLは、眼鏡やレーシックよりは高くつきますが、コンタクトレンズよりはコストパフォーマンスが良いのです(レーシックは費用面はICLよりも優れていますが、安全面で比較するとまた別の結果となります。詳しくはこちらの記事にまとめているのでご覧ください)。
この裏付けについてご説明したいと思います。
ICL手術の費用・価格の相場は?
さて、まず気になるのはICLにどのくらいの費用が必要なのかという点です。
ICL手術に対応している全国の100を超える眼科・クリニックを調べ、ICL手術の平均費用を地域別に割り出しました(結構大変でした・・・笑)。
乱視なし | 乱視あり | |
---|---|---|
北海道のICL手術の費用相場 | 639,250円(税込) | 732,285円(税込) |
東北地方のICL手術の費用相場 | 735,000円(税込) | 735,000円(税込) |
東京都内のICL手術の費用相場 | 663,763円(税込) | 722,635円(税込) |
愛知県(東海地方)のICL手術の費用相場 | 705,583円(税込) | 782,818円(税込) |
大阪(関西地方)のICL手術の費用相場 | 615,923円(税込) | 706,692円(税込) |
広島・岡山(中国地方)のICL手術の費用相場 | 671,666円(税込) | 785,000円(税込) |
福岡(九州地方)のICL手術の費用相場 | 568,000円(税込) | 623,714円(税込) |
乱視なしだと50〜60万円、乱視ありだと70万円程度が相場だとわかりますね。
- 乱視なし:50〜60万円
- 乱視あり:70万円程度
※ただし地域や病院によって大きく異なる
上記を元に、通常レンズ・乱視レンズそれぞれの最安値も見ていきたいと思います(地域ごとのおすすめICL眼科・クリニックについては以下に詳しく整理しているのでぜひご覧ください)。
ICL手術の地域別の費用相場・平均価格
全国の地域ごとのICL手術の最高値と最安値は以下の通りです。
最安値 | 最高値 | |
---|---|---|
北海道のICL手術の最高値・最安値 | 460,000円(品川近視クリニック) | 880,000円(高柳眼科クリニック) |
東北地方のICL手術の最高値・最安値 | 700,000円(岩手県・小笠原眼科クリニック) | 770,000円(宮城県・(医)桑友会 佐藤裕也眼科医院) |
東京都内のICL手術の最高値・最安値 | 460,000円(品川近視クリニック、新宿近視クリニック) | 1,000,000円(深作眼科 六本木院) |
愛知(中部地方)のICL手術の最高値・最安値 | 460,000円(品川近視クリニック) | 890,000円(茶屋ヶ坂眼科クリニック) |
大阪(関西地方)のICL手術の最高値・最安値 | 460,000円(品川近視クリニック) | 740,000円(坪井眼科) |
中国地方(広島・岡山)のICL手術の最高値・最安値 | 540,000円(岡山県・つやま山下眼科) | 770,000円(岡山県・高畠西眼科) |
福岡(九州地方)のICL手術の最高値・最安値 | 460,000円(品川近視クリニック) | 700,000円(安里眼科おもろまち駅前) |
最安値は大体46万円になるということがわかりますね。私は「費用が安い眼科やクリニックの方が実績面でも優れている」と考えているため、実際にこれら3つの眼科は非常におすすめです。その考察の理由について気になる方はぜひこちらの記事を見ていただけたらと思います。
さらにこれらの眼科は、無料で適応検査・プロの眼科医の先生への相談も実施しているのでまずは相談してみると良いと思います。
ICL・コンタクトレンズ・眼鏡・レーシックの費用比較
ICL手術の相場感を踏まえ、いよいよICLと他の視力回復方法の費用を比較したいと思います。
それぞれ下記のような計算式を設定してコストを計算します。皆さんも自分の場合の数値を入力して計算してみてください。
- 眼鏡:単価2万円 × 視力矯正継続年数 × 1/2(眼鏡の交換周期は一般的な2年に一度とする)
- コンタクトレンズ:月額コスト5千円 × 視力矯正継続年数 × 12ヶ月(1dayタイプと仮定し、洗浄・保存液の費用は加味しない)
- ICL手術:手術費用38万円(医療費控除適用) + (定期検診料金5千円 × 視力矯正継続年数)
- レーシック:手術費用20万円 + (定期検診料金5千円 × 視力矯正継続年数)
上記を元に経年でコストを比較すると、下記の通りです。
一目でわかるように、実はコンタクトレンズが圧倒的に高くつくことが分かると思います。そして続いてICL・レーシック・眼鏡という順番です。
ICL手術は先行投資として一定の金額が必要ですが、ずっと費用を支払わなくてはいけないコンタクトレンズとは異なり、お金を支払うのはそれっきりです。そのため少なくとも、今コンタクトレンズを使っている方は、ICLに切り替えるタイミングが早ければ早いほどトータルでお得になるのです。
ICL手術は眼鏡、そしてレーシックよりは高くついてしまいますが、眼鏡については見た目や不便さの問題が、レーシックについては安全性や不可逆性の問題が生じます。それらの点も踏まえ総合的に判断した結果、中長期的に非常に良い投資だと考え、私はICL手術に踏み切りました。
何事も目先の数字で判断してしまうのが人間の常ですが、かえってそれで損をすることは非常に多いです。保険・不動産・金融商品などはそのいい例でしょう(こちらについてもいずれご説明できればと考えています)。効果が長期に渡る商材は、表面上の値段ではなくトータルコストで考えることが重要です。一生物の器官である目については、いわずもがなと言えるでしょう。
まとめ・ICL手術が気になったら
今回はICL手術や他の視力回復法のコストパフォーマンスについて説明させていただきました。
ICL手術で手に入る裸眼生活は本当に快適です。しかし迷ったり悩んだりしても、適応検査が不適合なら時間や労力は無駄になってしまいます。まずは行動で適応検査を受診しプロの眼科医の先生に相談するのが賢い選択です。
品川近視クリニック(東京/大阪/名古屋/札幌/福岡)、新宿近視クリニック(新宿)ではICL手術をするか決まっていなくても無料で相談・検査が受けられるので、是非ご活用ください。また、ICL手術についてもっと知っておきたい方には、以下の記事が参考になるはずです。
- ICL手術が気になったらまず最初にするべきこと
- 仕組みや歴史などICL手術の基礎知識
- 私自身のICL手術の体験談(ICL手術との出会いから手術後の様子まで)
- 地域ごとのICL対応眼科の一覧と比較検討
※あくまで私個人の実体験や分析です。適応検査でプロの眼科医の先生に直接確認してください
質問や相談など私が力になれることがあればこちらからお気軽にどうぞ!