ICL手術の前後はカラコンが禁止:眼科の意見と実体験から解説

夢の裸眼生活を手に入れられるICL手術、実はICL手術後には様々な制限事項があるので、事前に想定した上で仕事や学校など日常生活のスケジュールを立てておく必要があります。

この記事を読めば、ICL手術の前後にカラコンが使えるかどうか、その理由や対策とともに分かります。

(※ICL手術が気になる方は、品川近視クリニック(東京/名古屋/大阪/札幌/福岡)、新宿近視クリニック(東京)では検査受診と眼科医への相談が無料でできるのでおすすめです(詳しくはこちらの記事をご覧ください))

記事の筆者
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東大・海外大を卒業後、戦略コンサルで勤務していた「チルbot」です!メガネ・コンタクト歴は20年以上、昼にはドライアイで目がカピカピでしたが、医師の友人や眼科の先生へのヒアリングを経て2020年にICL手術を実施、視力は0.03から1.5に回復し、夢の裸眼生活を実現しました。20代最高の投資・ICL手術について実体験から解説していきます

ICL手術の前後にはカラコンがつけられない

結論として、ICL手術の適応検査前と、ICL手術当日から手術後30日まではカラコンをつけることができません。カラコンも含むコンタクトレンズについて、ICL手術前後の制限をまとめると以下の通りです。

適応検査の14日前カラコン含むハードコンタクトレンズの利用が禁止
適応検査の7日前カラコン含む乱視用ソフトコンタクトレンズの利用が禁止
適応検査の3日前カラコン含むソフトコンタクトレンズの利用が禁止
ICL手術当日カラコン含むコンタクトレンズの利用が禁止
ICL手術後手術30日後までカラコン含むコンタクトレンズの利用が禁止
ICL手術前後のカラコンの利用制限

※カラコンも含めたICL手術の制限事項についてはこちらでまとめています。

その根拠として、ICL手術のエキスパートインストラクターが在籍しているサピアタワーアイクリニック東京、そしてICL手術以外でも術後感染症の発症例を出していない先進会眼科では、以下のような形で記載されています。

ICL手術では、眼球の表面の状態はほとんど変わりませんので、カラーコンタクトレンズはICL手術前と同様に使用することができます。基本的には1か月検診終了後から装着可能となります。

サピアタワーアイクリニック東京より

コンタクトレンズの装着は手術後1か月以降可能です。 レーシックと異なり、角膜を削っていないため、フィット感が変わることもありません。

しかし、お洒落目的のカラーコンタクトレンズの中には、品質に問題があるものが存在します。酸素透過性のよくないコンタクトレンズを装用すると、角膜が腫れたり傷がついてしまったり感染症の原因となる恐れがありますので、眼科医に相談の上、安全性が確立されているコンタクトレンズをお選びください。

先進会眼科より

病院やクリニックごとに取り決めが異なる可能性もあるため、適応検査を受ける時などに眼科医の先生に直接確認すると良いでしょう。

※ICL手術には事前の適応検査が必要で、結果が不適合だと手術が受けられず、悩んだ時間や労力が無駄になってしまいます。そのため無料で適応検査と眼科の先生に相談できる病院/クリニックを活用するのがおすすめです(詳しい解説はこちら)。

ICL手術前後にカラコンが使えない理由

ICL手術前後にカラコンが使えない理由は、術前・術後でそれぞれ異なります。

術前:適応検査に影響が出ないようにするため

ICL手術の適応検査前にカラコン含むコンタクトが使えない理由は、検査への影響を防ぐためです。

コンタクトレンズは涙の表面張力で角膜に引き寄せられて目の上に乗っており、その中で角膜に凹みが出たりと影響が出ることもあります(悪性のものではありません)。ICL手術の適応検査では、眼圧や角膜の細胞の数、レンズの大きさなど様々な細かい検査を行いますが、こうしたコンタクトレンズの影響を減らして通常の目のデータを検査する必要があるのです。

適応検査前にカラコンやコンタクトレンズを使うと、検査結果に影響が出る可能性がある

術後:感染症など目への負担を避けるため

ICL手術では、目にレンズを挿入する時にメスで角膜を3mm程度切開します。目に異物が入ったり、目を触ったりして傷口から菌が侵入すると感染症を招く恐れがあり、最悪の場合、失明してしまうこともあるのです。

目に直接触れるコンタクトレンズは、目に負担がかかり、衛生的にも良くないので、ICL手術1ヶ月後ま禁止されているのです。カラコンだけでなく、ICL手術後には入浴を始めとして様々な制限事項が設けられています(詳しくはこちらをご覧ください)。その結果、中京眼科先進会眼科山王病院アイセンターによると、術後感染症の発生症は0とのことです。不要なリスクを避けるため、制限事項はしっかりと守るようにしましょう。

ICL手術後のカラコンやコンタクトレンズの利用は、目への負担・衛生の両面から絶対に避ける

※ICL手術には事前の適応検査が必要で、結果が不適合だと手術が受けられず、悩んだ時間や労力が無駄になってしまいます。そのため無料で適応検査と眼科の先生に相談できる病院/クリニックを活用するのがおすすめです(詳しい解説はこちら)。

ICL手術後にカラコンが使えない間の対策・過ごし方

ICL手術後に洗顔ができない間どうすれば良いか、実体験を含めてその対策をお伝えします。

ICL手術後は外出の予定を減らす

カラコンの他にも、ICL手術後には、洗顔、化粧やアイメイクなど様々な制限があります(私は3日後には完全に日常生活に復帰できていましたが)。そのため、仕事や学校の予定を調整し、手術後3日間ほどは極力外出の予定を入れないようにすると良いと思います。裸眼で自分に自信を持って外出できるようになるまで少しだけ我慢しましょう。

ICL手術のスケジュールと制限事項を一覧で解説

と言うのも、ゴミやほこりから目を守るため、ICL手術後1週間は外出時にサングラスや保護メガネを着用する必要があります(室内であれば問題ありません)。この点も踏まえて、手術後1週間は可能な限り外出の予定を減らすべきだと思います。

そもそもICL手術後はコンタクトをつける必要がない

ここまで読んで「手術後1ヶ月はカラコンもコンタクトもつけられないのか・・・」と不安に思う方もいるでしょう。しかし、そもそもICL手術後には裸眼生活が手に入っているので、当たり前ですがコンタクトレンズを使う必要がありません。

そのため、カラコンが使えない1ヶ月間は「カラコンを使わずに新しい自分を見つける期間」と捉えるのがおすすめです。せっかく煩わしいメガネやコンタクトを使う必要がなくなるので、新しい自分にきっと出会えるはずです。

私は手術当日と翌日は仕事も休みをとって、これから始まる裸眼生活にワクワクしながらゆっくり過ごしていました。目に負担をかけずとも楽しめるオーディオブックで読みたかった本を買っておいたので、手術翌日はゆっくり休み、起きたらオーディオブックを聞いて、楽しく快適に過ごしていたのを覚えています。

※ICL手術には事前の適応検査が必要で、結果が不適合だと手術が受けられず、悩んだ時間や労力が無駄になってしまいます。そのため無料で適応検査と眼科の先生に相談できる病院/クリニックを活用するのがおすすめです(詳しい解説はこちら)。

ICL手術のダウンタイムはあっという間

様々な制限事項があるので、ICL手術後のことが気になる人は多いと思いますが、実体験からするとあっという間で気にもならなかったですし、何より裸眼でも見えることに感動し「この後の生活がただただ楽しみ」でした。

手術当日手術後は緊張が解けて疲れ果て、ひたすら寝る
手術翌日休みを取っていたのでゆっくり過ごす、翌日検査に行く、裸眼でも見えることに感動。
手術2日後制限事項はあるが日常生活を送れるようになる、仕事に復帰する
手術3日後注意すればシャワーだけでなく入浴も行えるようになる
手術1週間後目の状態も含めてほぼ元通りの生活、1週間後検査に行く
手術1ヶ月後カラコンやプールなども含め、完全に元通りの日常生活に

ジェットコースターと同じで、乗る前は不安ですが乗ってしまえばあっという間に終わってしまうというのが実感です。何でもそうですが、気になったらとにかく行動してチャレンジしてみることをお勧めします。裸眼生活、最高ですよ!

まとめ・ICL手術が気になったら

今回はICL手術後にカラコンが使えるかどうかとその対策を実体験から紹介させていただきました。

ICL手術で手に入る裸眼生活は本当に快適です。しかし迷ったり悩んだりしても、適応検査が不適合なら時間や労力は無駄になってしまいます。まずは行動で適応検査を受診しプロの眼科医の先生に相談するのが賢い選択です。

品川近視クリニック(東京/大阪/名古屋/札幌/福岡)新宿近視クリニック(新宿)ではICL手術をするか決まっていなくても無料で相談・検査が受けられるので、是非ご活用ください。また、ICL手術についてもっと知っておきたい方には、以下の記事が参考になるはずです。

※あくまで私個人の実体験や分析です。適応検査でプロの眼科医の先生に直接確認してください

質問や相談など私が力になれることがあればこちらからお気軽にどうぞ!

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