シャワー後の質感持続!柔らかくぺたんこな髪質を改善する方法

 
  • シャワーを浴びた後は良い感じなのに、朝起きると髪がぺたんこになってしまい、イメージと違う・・・。
  • 髪がぺたんこになってしまいボリューム感が出ない、ワックスでセットしても上手くいかない・・・。
  • ふわっとした髪の質感に憧れがある。

こんな疑問やお悩みに答えます。

この記事でわかること

  • 髪をぺたんこにさせず、フワッとしたボリューム感を出す正しいケアの仕方
  • ぺたんこだった髪を卒業させてくれたグッズ

 

この記事を書いている人:チルbot

  • 東大・海外大を卒業後、外資メーカー・外資戦略コンサル・VCにて勤務

 

読者の皆様への前置きメッセージ

私は男性にしては美容品を数多く使っている方だと思います。清潔感で好印象を持ってもらえたり、得をすることも多いですし、何より美容を楽しんでいます。

ですが実は生まれつき肌質や髪質にはクセがあり、思春期の頃からずっとコンプレックスを持っていました。本当に何度悩んだかわかりませんし、もちろん今でも悩むことは沢山あります。

男女問わず、肌質や髪質に悩みを持っている人は多いと思いますが、決してあなたが悪いのではありません。私もそうでしたが「正しい知識を教えてくれる人がいない」のが問題なのです。

今回は、私がずっと悩んでいた「髪がフワッとせず、ぺたんこになってしまう」という現象について、その理由から対処法まで徹底解説したいと思います。この記事を読めば、必ずフワッとしたオシャレな髪質を手に入れることができるはずです。

柔らかくぺたんこな髪質とは

結論ファーストで「柔らかくぺたんこな髪質を改善する方法」をすぐ書きたいのですが、そもそも「柔らかくぺたんこな髪質」とは何か、少しだけ解説させてください。

憧れのシャワー後の髪質

「シャワー後は良い感じの髪なのに、時間が経つとどんどん元通りになってしまう」、これは多くの男性が経験したことがあるのではないでしょうか。かくいう私も、中学生でワックスを使い始めたとき、なかなか友達のようにフワッとした質感が出ず、そもそも上手くセットができなかった上、時間が経つとすぐにぺたんこな髪に戻ってしまっていました。

懺悔的に自己開示すると「髪を濡らせばカッコいい髪に見えるのではないか」と思って、休み時間に時々髪を濡らしたりもしていました(笑ってください)。

それからもずっと上手くいかず「これはもう髪質の問題だから仕方ない」と諦めていたのですが、社会人になって美容について色々調べたところ、シャワー後のフワッとした髪質を持続させ、楽にセットをするための正しい方法がようやく分かったのです。

特に男性は髪質・肌質について情報格差が生じている

男性は特にそうだと思うのですが、こうした髪質や肌質の悩みは「誰も教えてくれる人がいない」のに「人に聞くのが恥ずかしい」という「どうすればええねん!」というのが実情だと思います。私も「もっと早く教えてくれる人がいたらこんなに苦労しなかったのに・・・」と後悔しているため、力になりたい思いがこうしてブログにまとめているモチベーションだったりします。

柔らかくぺたんこな髪質になる理由

このような髪質を改善する方法を伝える前に、まずは「なぜ柔らかくぺたんこな髪質になるのか」、その理由を解説したいと思います。(そうでなければ方法が適切かも判断できないですよね)

柔らかくぺたんこな髪質になる理由
  • 髪に圧力がかかっている
  • 髪の間や内部に空気が入っていない
  • 髪の水分が不足しており乾燥した状態にある
  • 元々の髪質が細くて柔らかい

それぞれについて解説したいと思います。

髪に圧力がかかっている

1つ目の理由は「髪に圧力がかかっている」です。こちらについては、帽子を被ったときを想像するとわかりやすいでしょう。帽子によって髪に圧力がかかるため、帽子を脱ぐと髪がぺたんこな状態になるのと同じ仕組みです。

帽子を被る意外にも髪に圧力がかかる原因はたくさんあります、「シャワーの水圧が強い」「シャワー後にタオルドライをしない」「睡眠時に枕に押しつけられる」などです。意外と見落とされ得やすい理由だったりするので注意が必要です。

髪の間や内部に空気が入っていない

1つ目の理由「髪に圧力がかかっている」の結果でもあるのですが、2つ目の理由は「髪の間や内部に空気が入っていない」です。

髪に圧力がかかったのを直さないと、髪の間や内部に空気が入りません。結果として、髪が寝たような状態になってしまうのです。こちらは主にドライヤーのかけ方で改善することが可能です。

髪の水分が不足しており乾燥した状態にある

3つ目の理由は「髪の水分が不足しており乾燥した状態にある」です。洗顔と全く同じ仕組みですが、髪は乾燥して水分が不足した状態になるとパサついてぺたんこな状態になってしまうということです。

肌に対して保湿クリームや乳液を定期的に使うように、髪についても保湿をしなければいけません。

元々の髪質が細くて柔らかい

最後の理由は「元々の髪質が細くて柔らかい」です。これまでに説明した3つの理由が主ではありますが、元々髪質が細くて柔らかい人はなかなかふわっとした質感が出にくいと思います。

他の方法でももちろん改善はできますが、それでも難しければパーマをかけるなどして改善しましょう。

男性の柔らかくぺたんこな髪質を改善する方法

以上、髪が柔らかくぺたんこになる理由を解説させていただきましたが、それを改善するための方法は以下の通りです。

男性の柔らかくぺたんこな髪質を改善する方法
  • シャワーの水圧を弱める
  • コンディショナーを使う
  • シャワー後にしっかりタオルドライをして髪を乾かす
  • ドライヤーの前にヘアオイルを使う
  • ドライヤーを正しく利用する
  • 起床後は水やヘアウォーターを用いて再度髪を乾かす
  • 美容院でパーマをかける

私は全てに取り組んでいますが、特に効果があったのは「シャワーの水圧を弱める」「髪を乾かす前にヘアオイルを使う」「起床後は水やヘアウォーターを用いて再度髪を乾かす」の3つです。

それぞれについて、詳しく解説していきたいと思います。

シャワーの水圧を弱める

これは4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 髪に圧力がかかっている
  • 髪の間や内部に空気が入っていない

意外と盲点なのですが、シャワーの水圧は髪のコンディションに大きな影響をもたらします。

僕はもともと強い水圧でシャワーを浴びていたのですが、強い水圧で髪が頭皮に押しつけられた状態になってしまっていました。そのため、その後のタイルドライやドライヤーでも押しつけられてしまった髪を回復することができず、ぺたんこになってしまっていたという訳です。

髪は、弱い水量で優しく洗うようにしましょう。

コンディショナーを使う

これは4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 髪の水分が不足しており乾燥した状態にある

シャンプーしか使っていない方も、髪がぺたんこになりやすいです。

そもそもシャンプーの効果は「髪の汚れを落とすこと」です。そのためシャンプーで洗った髪は非常に敏感で乾燥しやすい状態になってしまっており、それを保護するためにコンディショナーを使うということになります。これは洗顔と全く同じ理論で、洗顔仕立ての肌は敏感で乾燥しやすいので保湿液や乳液を使うように、髪の場合はコンディショナーを利用すると言うことです。

コンディショナーは髪の表面をコーティングしてツヤを出し、指通りを良くしてくれます。 保湿成分で髪に潤いを与え、水分が蒸発するのを防ぎキューティクルの傷みを止める効果があるのです。

シャンプーしか使っていない方は、洗顔フォームで洗顔したあとに顔を放ったらかしにしているようなもの、しっかりコンディショナーを使うようにしましょう。(洗顔についても別の記事でしっかりまとめますね)

おすすめコンディショナー

私が使っているコンディショナーは、資生堂のTHE GROOMINGです。

おすすめコンディショナー・THE GROOMING

髪だけでなく頭皮もしっかり保湿をしてくれる成分が多く配合されていることに加え、髪にハリとコシを加えてボリューム感のある仕上がりになるため、めちゃくちゃセットがしやすいです。また檜の成分が含まれているため匂いも本当に上品です。

乾燥している人や髪のボリュームが欲しい人におすすめです。

少量のものもあるので、まずはこちらを試してもよいかもしれません。

シャワー後にしっかりタオルドライをして髪を乾かす

こちらも意外と見落とされやすいポイントで、4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 髪に圧力がかかっている
  • 髪の間や内部に空気が入っていない

短髪の方も多い男性では、シャワー後にタオルで軽く拭いて水分がたっぷり残ってしまっている、それどころかそもそも水分を拭き取らない方もいるかと思いますが、これは間違いです。

シャワーの水圧を弱めるのと同じ理由にはなりますが、水分によって髪が頭皮に張り付いて不潔になるとともに圧力がかかってしまうのです。そのためタオルドライはしっかりと行い、また強く拭き取ると髪に負担がかかってしまうためタオルを巻きつけるなどして自然に拭き取ると良いでしょう。

ドライヤーの前にヘアオイルを使う

これは私が試して最も効果があったもので、4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 髪の水分が不足しており乾燥した状態にある

髪の水分が不足することは髪にとってよくないとお伝えしましたが、ドライヤーは髪を乾燥に導く行為で大変な矛盾を抱えているものなのです。一方で乾かさないと細菌が繁殖したり髪に圧力がかかってしまうため、ドライヤーの負担をなるべく減らす必要がある訳です。

その解決策こそがヘアオイルです。ヘアオイルは髪の保湿力に優れており、ドライヤーやアイロンなどの熱から髪を保護してダメージを軽減させる役割を果たします。結果として潤いを与え、しなやかな髪に仕上げてくれるのです。

特に男性にはなかなか馴染みがないと思いますが、本当に効果抜群なので是非試して欲しいです。

おすすめヘアオイル

私が使っているヘアオイルは、N. SHEA OIL(エヌドット シアオイル)です。

おすすめヘアオイル・N. SHEA OIL(エヌドット シアオイル)

これはいきつけの美容院で教えてもらったのですが、自分の髪質改善において最も大きな役割を果たしてくれました。今まではドライヤーで乾かすと髪が寝てしまっていたのですが、ドライヤー前にこのオイルを少しつけるだけで本当に憧れのフワッとした質感が保たれるのです。

これさえ知っておけば・・・と思う逸品中の逸品なので、悩んでいる方はぜひ試してみてください。

ドライヤーを正しく利用する

これは4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 髪の間や内部に空気が入っていない

そもそも「誰も正しいドライヤーのかけ方を教えてくれない」ことが問題だと思うのですが、ドライヤーのかけ方は髪質にものすごく影響を与えますし、誤解も多いのが事実です。

詳しくは美容院などで聞くと良いと思うのですが、2つだけポイントを紹介します。

ドライヤーのかけ方のポイント
  • 前からではなく後ろからかける
  • 最初は熱風で、乾いてきたら冷風で仕上げる

前からではなく後ろからかける

僕も20年ほど間違えていたのですが、ドライヤーは前からではなく後ろからかけるのが正しい方法です。というのも、髪は後ろから前に向かって生えているため、前からかけると髪に多大な負担がかかって自然でない状態になってしまうのです。

ドライヤーをかけるときは、頭を下げて後頭部やつむじあたりから前へ向けて風をあて、地肌の近くに指を通して手ぐしで地肌や髪の根元の間に風を送るようにしましょう。

最初は熱風で、乾いてきたら冷風で仕上げる

2つ目のポイントは熱風と冷風を使い分けると言うことなのですが、これも20年間ずっと知らずにドライヤーを使っていました、、本当に恥ずかしい限りです。。

熱風で髪がある程度乾いてきたら、冷風に切り替えて髪全体にあてながら、手ぐしかヘアブラシで後ろから前に髪を流すように仕上げるのが正しいドライヤーのかけ方です。

これは洗顔で保湿液を使った後に乳液で水分が逃げないようにする仕組みと似ています。冷風を当てることで水分やキューティクルを髪に閉じ込め、髪にツヤが出て乾燥も防ぐことができまるのです。

おすすめドライヤー

私が使っているドライヤーは、Holistic Cures Dryer Rp.(ホリスティックキュア ドライヤー Rp)です。

おすすめドライヤー・Holistic Cures Dryer Rp.(ホリスティックキュア ドライヤー Rp)

上記では触れませんでしたが、もちろん使うドライヤーによっても髪質は変わります。そして、このHolistic Cures Dryer Rp.は最強のドライヤーです。軽くてすぐ乾く上に、同じ髪質とは思えないくらい髪がフワッと上質になります。僕は上述したヘアオイルと同じタイミングでこのドライヤーを使い始めたのですが、ダブルコンボで髪質が一気に変わりました。お値段は張りますが、今までの悩みが全部払拭されたので安い買い物だったと思っています。

1つ注意して欲しいのは、あまりに優秀なドライヤーのため偽物も大量に出回っていること。Amazonでは中国業者などの偽物が多いため、必ず以下の楽天の直営店で購入するようにしましょう。


 

起床後は水やヘアウォーターを用いて再度髪を乾かす

これは4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 髪に圧力がかかっている
  • 髪の間や内部に空気が入っていない

朝シャワーを浴びる習慣がない方は、髪をセットしようとしてもなかなかうまく行かない経験があるかと思います。これは「至極当然のこと」なのです。髪は寝ている間に時間が立つと乾燥することに加え、枕に押しつけられて圧力がかけられてしまいます。その状態でセットしようとしても無理な話です。

そのため朝起きたら、ヘアウォーターを髪につけて軽くドライヤーをかけるようにしましょう。これによって髪に水分が含まれるとともに空気も入り、セットしやすいフワッとした髪質になるのです。

おすすめヘアウォーター

私が使っているヘアウォーターは、ALLNA ORGANIC HAIR OILです。

おすすめヘアウォーター・ALLNA ORGANIC HAIR OIL

実はこれ女性に大人気のヘアウォーターなのですが、本当に超優秀です。髪を濡らしてリセットするというだけではありません。髪に水分や油分を与えてドライヤーの熱から守ってくれるとともに、髪に潤いを与えることでブラッシングによる髪へのダメージも抑えてくれるのです。

美容院でパーマをかける

これは4つの理由のうち以下を改善する方法となります。

  • 元々の髪質が細くて柔らかい

これは「髪質が細くて柔らかい人はパーマをするしかない!」と言うわけでは決してありません。僕も元々の髪質が細くて柔らかい方ですが、今まで挙げた他の方法でだいぶ髪質が変わりました(特にヘアオイルの利用)。

一方で、やはりパーマによって髪の毛に向きがつけられるのは強力ですし、何より美容院でプロの美容師さんに髪質について相談するのは、たとえ方法がパーマでなかったとしても一番確実です。恥ずかしい思いから自分だけでなんとかしようとする人も多いかとは思いますが、やはりどんなことでも餅は餅屋です。自分の髪質に関する悩みを相談した上で、必要であればパーマをかけましょう。

まとめ

以上、タイプ別に改善方法をまとめると以下の通りになります。

男性の柔らかくぺたんこな髪質を改善する方法
  • 髪に圧力がかかっている方→「シャワーの水圧を弱める」「シャワー後にしっかりタオルドライをして髪を乾かす」
  • 髪の間や内部に空気が入っていない方→「シャワー後にしっかりタオルドライをして髪を乾かす」「ドライヤーを正しく利用する」
  • 髪の水分が不足しており乾燥した状態にある方→「コンディショナーを使う」「ドライヤーの前にヘアオイルを使う」「起床後は水やヘアウォーターを用いて再度髪を乾かす」
  • 元々の髪質が細くて柔らかい方→「美容院でパーマをかける」

とはいえどれが原因かはわからないと思うので、順番に取り組んでみると良いかと思います。

今後も男性目線からの美容法についてお届けしてゆきます。

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