東大卒・元外資系コンサルが振り返る、人生で英語力が伸びたきっかけ②

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  • チルbotが英語が得意になったきっかけとその道のり
  • ゼロから英語学習を始める人におすすめの英語学習法
  • 高校生・大学生・社会人の方、お子様を持つ方に向けた英語力を伸ばす方法、おすすめ教材
  • 英語が得意な人はどのようなきっかけがあったんだろう?
  • 英語の勉強をしたいが、何から手をつけていいかわからない
  • 高校生・大学生・社会人におすすめの英語の学習法は?
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こんな疑問やお悩みにチルbotが答えます。

[st-i class=”fa fa-check”] チルbotについて自己紹介

  • 東大・海外大を卒業後、外資メーカー・外資戦略コンサル・VCにて勤務、現ニート
  • コロナをきっかけに仕事に忙殺されていた生活を一新、そのライフハックを発信中!

[st-i class=”fa fa-check”] 読者の皆様への前置きメッセージ

コロナによってオンライン化が進行し、世界がより簡単に繋がるようになった今、英語学習の必要性は高まっています。
»参考:『元戦略コンサル・VCが教える、20代社会人が身につけるべきおすすめスキル6選』

一方でその勉強方法・学習方法は確立されておらず、何から手をつければいいか分からないという人は多いことでしょう。

私、チルbotは、非ネイティブでTOEIC980・TOEFL iBT95、外資マーケター→戦略ファーム→VCというキャリアを歩んできました。また学生時代は英語が常に得意科目で、中学では模試で全国3位を取りトップ校に合格、センター試験200点満点で東大に合格しています。

この記事を読めば、チルbotの人生で英語力が伸びたきっかけ、その勉強方法などがわかります。前回から続く第2回です)

お子様を持つ親御様、学生の方々、ゼロから英語学習をしたい社会人、全員に参考となる内容です。

人生で英語力が伸びたきっかけ

前回の復習となりますが、私の人生で英語力が伸びたきっかけを振り返ると以下の通りでした。

[st-mybox title=”人生で英語力が伸びたきっかけ” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
    • 小学生:
      • なし(苦手だった)
    • 中学生:
      • ①海外に強烈な憧れを抱いていたこと
      • ②参考書『英語長文問題60日完成』に取り組んだこと
      • ③塾の先生のアドバイス「一文の中に動詞はたった1つだけ」
      • ④生の英語のコンテンツに触れ始めたこと(洋楽・洋画)
    • 高校生:
      • ①Duo3.0などで難しい英単語をインプットしたこと
      • ②Youtubeで洋楽のライブ映像を見まくっていたこと
    • 大学生:
      • ①DMM英会話を始めたこと
      • ②旅行やYoutubeを通して海外の文化に触れまくったこと
    • 社会人:
      • ①英語のメルマガを大量に登録したこと
      • ②ビジネス・経済の勉強と、関連する英単語をインプットしたこと
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前回は小学生・中学生時代までを紹介したので、今回は高校生時代からを紹介できればと思います。

高校生時代

僕の英語力の基礎はある程度中学生で完成しており、高校生は中級者にありがちな壁にぶち当たっていました。

その意味では初学者の方には中学生までが参考に、壁を破りたい方にとってはこの高校生時代が参考になるかと思います。

①Duo3.0などで難しい英単語をインプットしたこと

高校生時代に英語力が伸びたきっかけの1つ目は、様々な英単語帳で難しい英単語をインプットしたことです。

「なんとなく分かるけれど理解できない」によるスランプ

前回話したように「コンテンツを軸とした勉強」を実践していた僕は、高校受験の頃には英語の基礎力を完成させていました。問題やテストで出てくるような英文や長文はどのようなものでも「ある程度はわかる」状態で、高校入学後はそれが圧倒的なアドバンテージになっていました。

しかし時間が経つと「全体の意味は何となくわかるけれど、重要どころの単語がわからず深く理解できない」ということが続いたのです。

もちろんこれは偶然ではありません。言わずもがなですが出題者は、重要部分の理解には単語力が必要なように問題を作っているからです。

毎回のテストで同じようなことが続き、「さすがにこれはまずい」と気がついて改善を試みました。

「なんとなく意味がわかる」には限界がある

中学時代から英語のコンテンツに触れていたこともあり、当時の自分は同年代の中では英語のセンスは優れていた方だったと思います。

しかし、それにあぐらをかいて英単語の補充や増強を怠った結果、テストなどでも周りに抜かされてしまうようになってしまいました。

(ちなみに社会人になってからも全く同じ壁に直面したので、英単語の補充はずっとやらなければいけないことだと思っています)

これは英語が得意な人ほど陥りやすい現象なので、英語が得意なはずなのにスランプを脱せない方は、単語力を見直すと良いかと思います。

また僕のように「コンテンツを通して生きた英語を自然と学ぶ」ことが好きな人は、「単語帳で英単語を覚える」といういかにも勉強チックなことを敬遠する傾向があります。しかし、ここばかりはしっかりと向き合わなければいけないところなのです。

おすすめの英単語帳は?

英単語帳は「どれを使うか」よりも「一冊やり切るかどうか」の方が重要です。

というのは、どの英単語帳でも掲載されている英単語の7〜8割程度は同じものであり、複数に手を出して中途半端にするよりも一冊をしっかりやり切る、何度も繰り返すことが大切なのです。

「英単語帳を何冊買っても最初の方しか手をつけず、肝心の頻出英単語を覚えられない」というのは本当にありがちな過ちだと思います。(私は参考書を購入するとモチベーションが上がるタイプだったので、この過ちを繰り返していました)

強いていうならば、基礎編としては『DUO 3.0』を、本気で極めたいという方には『改訂版 鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁』をおすすめします。

特に『DUO 3.0』は全世代通して使うことができ、英会話の勉強にもなるのでおすすめです。

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
    • 単語力は常に補充し続けなければいけない
    • 英単語帳は「どれを使うか」よりも「一冊やり切るかどうか」の方が重要
    • DUO 3.0』は全世代通しておすすめの英単語帳
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②Youtubeで洋楽のライブ映像を見まくっていたこと

高校生時代に英語力が伸びたきっかけの2つ目は、出来立てホヤホヤのYoutubeを見まくっていたことです。

ライブパフォーマンスで学べる生きた英語

年齢がバレるので詳細は避けますが笑、僕が高校生になる頃には、あのYoutubeが日本に上陸していました。

当時はまだまだ日本発のコンテンツは数少なかったのですが、高校生の僕を強烈に惹きつけるものがそこにはありました。

そう、好きな海外アーティストのライブ映像です。

中学生の頃に洋楽アーティストが好きになったことは前回述べた通りですが、高校生になると友人からの影響もあって、さらに多種多様な洋楽アーティストを聞いていました。

今もですが、Youtubeにはファンが撮影したライブ映像などが大量にアップされており、歌そのものだけでなく、マイクパフォーマンスなどを通してネイティブの表現などを勉強するのに最適な教材だったのです。(今でもよく見ています)

自分が好きなものを通して勉強しているので全く苦にならず、勉強という意識は一切ありませんでした。

秘訣は「自分が好きなものに関する英語のコンテンツを見つけること」

たまたま自分は洋楽アーティストが好きでしたが、そうでない人はどうすればいいのでしょうか?

簡単です、「自分が好きなものに関する英語のコンテンツを見つければよい」のです。

例えば日本のアニメや歌が好きな人であれば、日本のアニメや歌を外人が解説したり反応したりするコンテンツがYoutubeにアップされていますし、ファッションが好きな人はInstagramに様々なコンテンツがアップされています。Netflixで英語字幕で動画を見るのもよいでしょう。

アニメ「鬼滅の刃」に対する海外の反応

たとえ海外のコンテンツを知らなくても、自分が好きなことを英語に結びつける方法はたくさんあるのです。

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
    • 自分が好きなものを通して勉強しよう
    • 英語が関係なくても「自分が好きなものに関する英語コンテンツ」を見つければよい
    • YoutubeやInstagramは「自分が好きなものに関する英語コンテンツ」の宝庫
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大学生時代

高校生時代も終わり、いよいよ大学生時代になりました。

こうしてまとめると自分がすごく勉強熱心に見えますが、特に高校・大学時代はあまり真面目に英語勉強していなかったのであしからずです。

①DMM英会話を始めたこと

大学時代に英語力が伸びたきっかけの1つ目は、毎回おすすめしている「[st_af id=”3411″]」です。

だいぶ遅ればせながらですが、大学になると「いい加減実用的な英語勉強に切り替えなきゃな・・・」と考えていました。

実用的な英語勉強をするには、①留学をする、②ネイティブスピーカーがいるサークルなどに入る、③外国人のパートナーを作る、などの選択肢がありますが、どれもすぐには実現が難しそうだったので、④オンライン英会話を始める、に決めました。

DMM英会話との出会い

DMM英会話を知ったのは、海外留学を検討していた友達に勧められたのがきっかけでした。

昔から「とりあえず試してみて判断する」が信条だった自分は、当日すぐに無料体験レッスンをSkypeで試したことを覚えています。

今ではごくごく当たり前かもしれませんが、日本にいながらにして世界中の人と顔を見てコミュニケーションできる体験が衝撃で、すぐに月額課金を決めました。当時は確か月額4,800円くらいだったように記憶しています。

DMM英会話をお勧めする理由

繰り返しになりますが、「作られたコンテンツの受動的な消費」ではなく、「本当に生きている英語に触れること」ができ、さらにDMM英会話は特に講師の国と地域が多種多様で、世界各国の講師陣と話す中で身を持ってダイバーシティーを学ぶことができるからです。

DMM英会話は今でも継続しているのですが、今も昔も、アフリカや東欧などなかなか関わらない地域の講師をあえて選んでいます。

英語話者のほとんどは非ネイティブなのでその方が実践的ですし、何より世界の多様性という大切な本質を学ぶことができるからです。

DMM英会話の多様な講師陣

それまで英語でのコミュニケーション経験がなかった僕ですが、DMM英会話がその溝を埋めてくれ、その先の留学・外資系企業就職へとつながったと思います。DMM英会話は無料体験レッスンも3回まで受けられるので、ぜひ試してみてください。

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
    • 英語のコミュニケーションは、コミュニケーションそのものでなければ学ぶことができない
    • 英会話フレーズを覚えるのではなく、まずは勇気を出して英会話に挑戦しよう
    • [st_af id=”3411″]はダイバーシティーも身を以て学べるのでおすすめ
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②旅行や留学を通して海外の文化に触れまくったこと

大学時代に英語力が伸びたきっかけの2つ目は、旅行と留学で実際にコミュニケーションをする機会を作ったことです。

特に大学の最後の2年間は、家庭教師のアルバイトで貯めたお金を投じ、長期休暇になるとバックパッカーとして世界中を飛び回っていました。

バックパッカー時代に行ったアフリカの砂漠での夕暮れ
バックパッカー時代に行ったアフリカの砂漠での夕暮れ

用意された「留学」という環境ももちろんではありますが、生身で知らない土地や人々・文化に飛び込む経験はあの頃でなければできなかったので、今は難しいかもしれないですが本当にやっておいてよかったなぁ思います。

DMM英会話との関連で言うと、DMM英会話で話したエチオピア人講師がきっかけで、エチオピアにも行ったことがあります(笑)。

コロナウイルスが世界的に蔓延している現在は旅行や留学は難しいとは思いますが、例えばClubhouseなどのアプリを使えば似たような体験ができるのではないでしょうか。

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-check-circle” color=”#3880ff” bordercolor=”#3880ff” bgcolor=”#ffffff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”125″ myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
    • オンライン英会話だけでなく、実際に海外の文化に身を投じてみよう
    • コロナで旅行が難しい現在でも、Clubhouseなどを用いれば体験が可能
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社会人〜現在

そしていよいよ社会人です。

「英語は得意だが、英語のニュースや記事になるとサッパリ分からない・・・」という方には特に参考になると思います。

①英語のメルマガを大量に登録したこと

まず1つ目は、社会人の1日の多くを占める「就業時間」に英語に触れるため、英語のメルマガを大量に登録したことです。

私が就職したのは外資系企業だったため同僚にも英語スピーカーは一定数いましたが、日本国内向けのプロジェクトが多かったため、意識的に機会を作らないと進化ができないと考えていました。

そうした際に、毎日チェックするメールボックスに強制的に英語コンテンツが入ってくるような状態を作ったのは自分の中でイノベーションだったなと思います。英語力の向上だけでなく、国際情勢やビジネス知識なども詳しくなりました。

おすすめのメルマガなどは下記にまとめているのでご参考ください。

[st-card myclass=”” id=”1404″ label=”関連記事” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”” readmore=”off” thumbnail=”on” type=””]

②ビジネス・経済の勉強と、関連する英単語をインプットしたこと

そして2つ目は「ビジネス・経済の勉強と、関連する英単語をインプットしたこと」です。

背景となる課題から順を追って説明したいと思います。

ビジネス英語・英語ニュースがわからない

メルマガに登録したTechCrunchやTime、CNNの記事を読んでいるとあることに気がつきました。

そう、高校時代にも苦しめられた「なんとなく意味は分かるけど理解できない」状態に陥っていたのです。

なんとなく読めた気はするのですが、「結局どう言うことなんだっけ?」と言うと頭の中で整理ができない。

英語でも本や映画の内容は分かるけれど、ビジネス英語や英語ニュースになるとサッパリという状態がしばらく続きました。(例えば下記のTech Crunchの記事を見ていただくと感覚がわかるのではないかなと思います)

[st-card-ex url=”https://techcrunch.com/2021/02/04/marjorie-taylor-greene-qanon-congress-committees/” target=”_blank” rel=”nofollow” label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=””]

日本語でわからないことが英語でわかるわけがない

この原因は単純でした。そもそも日本語ですらわからないような内容を英語で読んでいたからです。

社会人になりたてで、国際情勢や社会経済、ビジネスの知識がない状態で、Timeのような英語ニュースや、TechCrunchのような海外スタートアップトレンドを英語で読もうと言うのがそもそも間違っていたのです。

そのため、まずは日本語でしっかりと政治や経済、ビジネスの勉強をすることにしました、遊び呆けていた大学でもギャップを取り戻すかのように。(恥ずかしながら選挙制度など基礎の基礎のような知識についても勉強しなおしました)

そして知識が増えてくると、英単語がなくても「あぁ、あれに関する内容ね」と理解ができるようになりました。

そうなればもうあとは単純です。TOEFLやIELTSに出てくるようなビジネス・経済などに関連する英単語をしっかり勉強すると、英語のニュースや記事も内容がわかるようになりました。

壁に当たった時は「英語だからわからない」のか「日本語でもわからない」のかを切り分けて課題を認識しましょう。

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    • ビジネスやニュースの英語に苦戦している人は、日本語での理解が足りない可能性が高い
    • 「英語だからわからない」のは「日本語でもわからない」のかを切り分ける
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まとめ

私の人生で英語力が伸びたきっかけについて、高校生・大学生・社会人編をお送りさせていただきました。

こうして改めて振り返ってみると、得意だと思っていた英語ですが様々な壁に当たっていたんだなぁと改めて感じました。

壁にはたくさん当たっていたものの、その時々で何が課題なのかをしっかり考えて対策を打てたのが功を奏したのではないかと思います。

自分の場合は独学が多かったので効率が悪い部分もありましたが、こちらを参考に皆さんには効率的に学んでいただけたら幸いです。

これからも様々な壁に当たるとは思いますが、英語にはずっと楽しく向き合っていたいなぁと思います。

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